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ゴルファーのための”くよくよするな”ブックス

36 小さな進歩に目を向けよう

もしかしたら、貴重な時間を割いて積んできた練習も、
ラウンド後の詳細な反省も心ある友人の温かいアドバイスも、
プロから受けているレッスンも、
あまり上達の役に立っていないと感じることはありませんか。
行き詰まり、まったく進歩しないと、絶望感にうちひしがれてはいませんか。

こういうことは、スウィングを改造しようとしている時期、
あるいはスライスをなおそうと躍起になっている場合など、
頑張りすぎる人がしばしば直面する問題です。

そんな時には一歩引いて、別の観点から自分を見直してみましょう。

懸命に練習をつづけていれば少しずつ変化が起きているはずなのですが、
自分のゴルフは客観的に見ることができないものです。

問題は、過大な期待をしすぎるところにあります。
そこで、まずは自分が完璧である期待するのをやめることで解決します。

多少練習したからといって、何かが完璧に出来るようになる人はいませんし、
もしかしたら、一生、完璧には出来ないまままもしれないのが現実というものです。

その現実を冷静に受け入れましょう。

それができたら、ラウンドするたびに少しずつ何かしら進歩しているところはないかと、
改めて考えてみるのです。

ラウンドしたあと時間をかけて考えてみれば、
かならず、どこかに小さな進歩があったことに気づくでしょう。

もちろん、相変わらず「大振り」していたとか、
修正できていない点をまず思い起こしてしまうでしょうが、
それでも以前とはひどくないことに気づくかもしれません。

つまり、自分が悩んでいる問題点にばかり目を向けてしまうと、
ラウンドを重ねるたびに少しずつ進歩している部分を自らブロックアウトしてしまうのです。

さらに言えば、
あなたはゴルフ以外の人生全般においても完璧を求めるタイプではありませんか。

ゴルフ・コースで完璧を求める症状は、
実はもっと大きな問題の氷山の一角にすぎないかもしれません。

日ごろから、家庭生活や仕事の中でも完璧を求めすぎて、
自分に落胆し、落ち込んだりしていませんか。

誰にとっても、現実は完璧ではありえないのです。

その事実を受け入れて、日常生活においてもゴルフ・コースにおいても、
自分の小さな進歩をひとつずつ見つけるようにしましょう。

それだけでストレスが減り、人生をもっとエンジョイできるようになるはずです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まあ「完璧主義」ではないし、
失敗したことの反省は、ちゃんとして、次につなげておいて、
「ここが良かった」と勝手に自分を誉めることは結構得意になってきました。

これも、そこそこのラウンド経験から、
「ゴルフって、そんなもの。自分の思うようにいく訳がない」ことが分かってきたからでしょう。

・・・・・・・・・・

今のところ、17日(月)の天気予報は「曇り時々雨」。
最近は、予報も結構変わるので、どうなるかってとこですね。

今度のラウンドでの課題は、今回のOB対策。
「ドライバーショットでボールを良く見ること(顔を上げない)」
「つなぎのショットで無理をしない(ラフからの脱出は7番アイアンまで)」
ってことですかね。







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