<< 「宝島」(真藤順丈) | main | トロロッソ・ホンダ、ポイントならず。 >>

「かちがらす」(植松三十里)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

 

今回は、「植松三十里」の『かちがらす』です。

 

鍋島直正の志は、明治維新の礎を作った。

 

日本を欧米列強の属国にしない!

 

佐賀藩主・鍋島直正は、

日本を欧米列強の従属国にさせないために、

反射炉の建設、鉄の鋳造、大砲の製造、

蒸気船の建造といった事業に藩をあげて挑んだ。

いくつもの難関を乗り越えて手に入れた最新の軍事力は、

幕府側と討幕派双方から恐れられ、求められていた。

開国を迫る欧米諸国と攘夷を叫ぶ諸藩が戦火を交える中、

新しい時代のために、直正は徳川慶喜との会見に臨む。

 

「佐賀だけが無傷で生き残るつもりだな」

「いいえ、無傷ではいられません。

動かなければどちらからも恨みを買いましょう。

佐賀の日和見と後ろ指をさされ、この歴史の大転換期に、

未来永劫、佐賀藩は汚名を着ることになります。

歴史に汚名を刻まれるのです。

武士として、これほどの不名誉はございません。

日本のためなら、私も藩も泥をかぶる所存です」

 

幕末のことは、いろんな情報があって、

ある程度分かったつもりでいましたが、

視点を変えると、いろいろ、新しいことが分かりますね。

 

自分のため、藩のため、じゃなくて”日本のため”に動いた人でした。

 

中国を始め、アジア各国が欧米列強の従属国になった時代に、

自らの技術力&軍事力で、踏みとどまったのは立派でした。

 

勝海舟、西郷、坂本龍馬などが知られていますが、

鍋島直正も忘れてはいけないようです。

 

 


スポンサーサイト

  • 2018.11.17 Saturday
  • -
  • 06:02
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recommend
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM