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「ゴルフ大全」(マイケル・ホッブス編)

第3章 偉大なる男たち

 

マジな男 フレッド・コーコラン(1965年) 〜(1)

 

ベン・ホーガンという男は、

1度たりとも世間から人気を得ようなどと考えたことがなかった。

 

彼は常に冷静で控えめ、人から背中を叩かれることも好きではなかった。

プレー中も他の選手から離れて、1人で歩くのが好きだった。

 

ギャラリーの歓声も、彼には何の意味も持たなかった。

ヒーローに対する賛美にも関心を示さず、

そもそも応援してくれるギャラリーなどまったく価値のない存在だと思ってきた。

 

にもかかわらず、彼は私がこれまでに知り得た全選手の中で、

最も誠実かつ正直な人物であった。

 

生まれてこのかた、彼は嘘をついたことがあるのだろうか。

私には彼が嘘をつくとは思えないのだ。

 

友人も親友も彼には必要がなかった。

 

この世の誰よりも妻のバレリーが好きであり、

妻と共に過ごす時間だけが彼のすべてに思えた。

 

いかなる状況であれ、彼はゲームに勝つことが出来た稀有なる天才である。

その気迫は見る者すべての胸を打ち、彼の凄まじい精神力に息を飲むのだった。

 

彼はゴルフの中で最も会得が難しいといわれる「集中力」をマスターした天才であり、

目の前のショットをいかにこなすか、それ以外の問題はすべて心から消し去る術を会得していた。

 

このホールとこのショット、彼にあるものはこれだけ。

 

もし上手くいかなかった時は、なぜそうなったのか綿密に分析して心のファイルに綴じると、

次の試合では自分自身のサバイバルゲームに突進するのだった。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

続きます。

 

 


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  • 2018.11.17 Saturday
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