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「ゴルフ大全」(マイケル・ホッブス編)

第3章 偉大なる男たち

 

カラフルな親善大使 ダン・ジェンキンス(1970年) 〜(2)

 

その時、もし彼のポケットに現金さえあれば、即座に250ドルのコートを買い、

スラックスに125ドル支払っても惜しいと思わないのが彼である。

 

当時、その金額で即座に賃上げ闘争が解決できた時代だというのに、

途方もない話である。

 

しかも彼は、フランスやイタリアに淡い色彩の特別な生地を注文すると、

それをニューヨークの一流ブティックで仕立てさせた。

 

靴が欲しいとなると、自分のスラックスの生地見本を靴工場に送って、

その色とマッチする「サドル・オックスフォード」の靴を入念に作らせた。

 

お洒落は色彩だけにとどまらず、粋な言い回しも彼の独壇場だった。

 

あるときラジオのアナウンサーが彼に尋ねた。

「ツアープロの中で、最も精神的に平穏なレベルを保っている選手は誰でしょうか?」

 

すると彼は、およそ信じられないほど物事に逆上するプロ、クライトン・ヘフナーだと答えた。

「だって彼は四六時中、一定のボルテージで怒っているもの」

 

別な日、ある記者が彼に尋ねた。

「あなたはインバーネスで気むずかしいベン・ホーガンとペアを組みましたね。

その時彼は何かしゃべりましたか?」

「ああ、彼はたったの1回だけしゃべったよ。『お前なんか、どこかに消えちまえ』ってね」

 

正直なところ、デュマレのような男がもっといれば、ツアーもさらに活況を呈するのだが・・・。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

いろんな人が、いますね。

 

 


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