第3章 ショートゲームでスコアを作る
14 スコアメイクの必需品、転がしアプローチ 〜(2)
振り幅だけでは距離感を出すことが難しいと私は考えています。
転がしの場合は、まずイメージ。
プラス、インパクトの力加減が重要になってきます。
つまり、上げるショットの延長というよりは、
パターの延長線上に転がしのアプローチはあると思って下さい。
転がしのアプローチは、特にピンが奥でグリーン面を長く大きく使えるときに有効です。
もちろん全英オープンのような下が硬く手前からの攻めが必要な際にも威力を発揮します。
ピンがバンカーの上ぎりぎりのところに立っているとしたら、
ピンとバンカーの間のそれこそ畳一畳分のスペースにピンポイントで球を転がすしかありません。
その点、転がしはそれほどシビアにならなくてよい。
転がしがやさしいというのは、そこなのです。
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転がしアプローチは、「パターの延長線上」というのは納得できます。
特に私の場合は、球を直接、掬うように(ちょっと違うんですが)打って行くので、
それは、パターのイメージなのですから・・・。