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女性のための”美しいゴルフ”

第6章 美しいゴルフの振る舞い

ゴルフは勝つことがすべてではない

昭和38年(1963)、西宮で行なわれた日本女子アマチュア選手権競技でのことでした。
私はこの試合で優勝争いをしながらも、最終18番ホールで崩れて4位になりました。

試合のあと東京へ帰り「私は何であそこで崩れたのか」とミスの原因を考えて、
試合を反芻していました。
すると、スコアカードには「7」と書いたのに、
よく考えていくと「8」を叩いていることに気がついたのです。

ドライバーと第2打が乱れて、夢中になっているうちに、グリーンまわりで
アプローチをザックリやったのを忘れてしまって「7」と1打少なく書いてしまったのです。

私はそのことに気がつくと、矢もタテもたまらず、
競技委員長のJ・E・クレーン氏に東京から電話をかけました。

ところがその答えは「たとえ一つ加算したところで5位とは3ストローク離れているし、
スコアが競技委員に認められ、表彰も終わったら、
ルール上たとえカードの誤記でも、それが通ってしまう」と言うものでした。

私は大変後味が悪く、しつこく失格を申し出ました。
そうしたら、後日めでたく失格の通知があって、本当にほっとしました。

ゴルフも人間のすることですから、数え間違いもあります。

でも気ずいたら、「人が見ていないからいいや」ではなく正直に、
そしてできるだけ早く申し出ることが大切だと思います。

世の中に八百長と言う言葉があるように、
勝ち負けというものがスポーツの大部分を占めている以上、
「勝ちたい」あまりアンフェアなやり方をする人が出てくることがあります。

ゴルフでもスコアをごまかしたり、ルール違反を犯しながら、
他人が見ていないのをよいことに、
つい「知らなければ構わないのじゃないか」という誘惑にかられる人がでてくるのです。

極端なことをいえば、それをするかしないかでその人の人間性が決まります。
ゴルフで人間性を落とすなど、あってはならないことです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日も、うなずくしかないですね。



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