「雪の階」(奥泉 光)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

 

今回は、「奥泉 光」の『雪の階』です。

 

昭和初頭、2・26事件前夜。

家族の娘・笹宮惟佐子は、

親友・宇田川寿子の心中事件に疑問を抱き、謎を追い始める。

 

昭和10年、春。

数えで20歳、女子学習院に通う笹宮惟佐子は、

遺体で見つかった親友・寿子の死の真相を追い始める。

調査を頼まれた新米カメラマンの牧村千代子は、寿子の足取りを辿り、

東北本線に乗り込んだ・・・。

2人のヒロインの前に現れる、

謎のドイツ人ピアニスト、革命を語る陸軍士官、裏世界の密偵。

そして、疑惑に迫るたびに重なっていく不審な死。

陰謀の中心はどこに?誰が寿子を殺めたのか?

昭和11年2月26日、銀世界の朝。

惟佐子と千代子が目にした風景とは・・・。

 

昭和初期を舞台にしたミステリーですが、

なんか、文章が”格調高い”感じがして、面白かったです。

あまり、得意でない時代なので、分かりにくいというのはありましたが・・・。

 

 


「錆びた滑車」(若竹七海)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

 

今回は、「若竹七海」の『錆びた滑車』です。

 

女探偵・葉村晶は

尾行していた老女・石和梅子と青沼ミツエの喧嘩に巻き込まれる。

ミツエの持つ古い木造アパートに移り住むことになった晶に、

交通事故で重傷を負い、記憶を失ったミツエの孫ヒロトは、

なぜ自分がその場所にいたのか調べて欲しいと依頼する・・・。

 

主人公がアラフォーで、タフだがツイテいない女探偵ってのが面白い。

スケールは大きくないが、展開が結構面白くてハマリます。

 

 


「信長の原理」(垣根涼介)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

今回は、「垣根涼介」の『信長の原理』です。

 

吉法師は母の愛情に恵まれず、いつも独り外で遊んでいた。

長じて信長となった彼は、破竹の勢いで織田家の勢力を広げていく。

だが、信長には幼少期から不思議に思い、苛立っていることがあった・・・

どんなに兵団を鍛え上げても、能力を落とす者が必ず出てくる。

そんな中、蟻の行列を見かけた信長は、ある試みを行う。

結果、恐れていたことが実証された。

神仏などいるはずもないが、

確かに”この世を支配する何事かの原理”は存在する。

やがて案の定、家臣で働きが鈍る者、織田家を裏切る者が続出し始める。

天下統一を目前にして、信長は改めて気付いた。

いま最も良い働きを見せる羽柴秀吉、明智光秀、柴田勝家、滝川一益。

あの法則によれば、

最後にはこの5人からも1人、俺を裏切る者が出るはずだ・・・。

 

織田信長の飽くなき野望。

家臣たちの終わりなき焦燥。

焼けつくような思考の交錯が、ある原理を浮かび上がらせ、

「本能寺の変」の真実へと集束してゆく。

 

何故おれは、裏切られ続けて死にゆくのか・・・。

 

解説が十分なので、これ以上は必要なさそうですが、

”ある原理”は、本文で読んでみて下さい。

 

それにしても、もうちょっと、やりようがありそうですが・・・。

それが出来ないのが、信長という人物なんでしょうね・・・。

 

 


「火の気のないところに煙は」(芦沢 央)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

今回は、「芦沢 央」の『火の気のないところに煙は』です。

 

絶対に疑ってはいけないの

 

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」

突然の依頼に、作家の「私」は、かつての凄惨な体験を振り返る。

解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。

「私」は、事件を小説として発表することで情報を集めようとするが・・・。

予測不可能な展開とどんでん返しの波状攻撃にあなたも騙される。

一気読み不可避、寝不足必死!!

読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ!

 

こういう”怪談物”は、凄く苦手で、避けていますが・・・。

今回も途中で投げ出そうとも思いましたが・・・。

これが、止まらなくなってしまって”一気読み”でした。

 

とりあえず、お勧めしておきます。

 

 


「芙蓉の干城」(松井今朝子)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

舞台は昭和8年、東京。

右翼の大物が怪死。捜査は難航。

 

歌舞伎の殿堂・木挽座の間近で男女の惨殺死体発見!

難事件に挑むのは、江戸歌舞伎作者の末裔、桜木治郎。

 

日中戦争の足音が忍び寄る昭和8年。

さまざまな欲望がもつれ合う東京を舞台に、

男女の不可解な行動と関係性が明らかになる時、

人間の深奥に潜んだ哀しい真実が浮かび上がる。

 

歌舞伎の演舞場が殺人の舞台になっているので、

よく知っている人には興味深いかもしれません。

今までと、ちょっと違った感覚ですね。

 

 


「沈黙のパレード」(東野圭吾)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

今回は、「東野圭吾」の『沈黙のパレード』です。

 

突然行方不明になった町の人気娘が、数年後に遺体となって発見された。

容疑者は、かつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。

だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。

さらにその男が堂々と遺族たちの前に現れたことで、

町全体を憎悪と義憤の空気が覆う。

秋祭りのパレード当日、復讐劇はいかにして遂げられたのか。

殺害方法は?トリックは?

 

超難問に突き当たった草薙は、アメリカ帰りの湯川に助けを求める。

 

容疑者は彼女を愛したふつうの人々。

哀しき復習者たちの渾身の謎が、湯川、草薙、内海薫の前に立ちはだかる。

 

なんか、後付けで”こちょこちょ”やっていう風に感じてしまって、

あまり楽しめなかったですね。

読み直すとたぶん、そこそこに、ネタが転がっているのでしょうが・・・。

 

 


「クラッシュマン」(柴田哲孝)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

今回は、「柴田哲孝」の『クラッシュマン』です。

 

伊勢志摩サミットでのテロを阻止せよ!

 

過剰防衛による殺人の裁判で無罪となり、

警察庁警備局公安課特別捜査室”サクラ”に復帰した田臥健吾を、

新たな任務が待ち受けていた。

東京発博多行きの”のぞみ167号”の車内でTNT爆弾が発見されたのだ。

さらには、イスラム国の対日本専門のテロリスト”クラッシュマン”が

入国したという情報がICPOのリヨン事務総局よりもたらされる。

田臥は、”サクラ”の仲間たちと共に深く静かに捜査を開始する・・・。


著者の作品は、3冊目でしたが、やっぱり面白かったですね。

エンタテイメントは、やっぱり好きです。

 

 


「ラストラン」(あさのあつこ)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

 

今回は、「あさのあつこ」の『ラストラン』です。

 

風が吹いた。

あいつの背中を追うだけの日々はもう終わった・・・。

”もう一度勝負したい”。

努力型の碧李と天才型の三堂貢。

再戦を誓った大会を前に、ライバルがまさかの出場停止!?

 

心の疼きと渇きを走る喜びに変えたふたりのランナー。

5000m走にすべてを懸けた高校生ランナーの青春を描く!!

 

期待して読み始めましたが、意外に、イマイチでした。

残念でした。

 

 


「デッドエンド」(柴田哲孝)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

今回は、「柴田哲孝」の『デッドエンド』です。

(1700)

 

日本の権力が血眼になって追う、一人の受刑者。

 

その男はなぜ、脱獄したのか?

 

圧倒的なリアリティと息つく間もない怒涛の展開!

極限まで追い込まれた男が頭脳と肉体を駆使して立ち向かう、

迫真のハード・サスペンス!

 

いいですね、やっぱり、こいいうエンターティメントが好きです。

著者の作品を、もう少し、読んでみようと思っています。

 

 


「所轄魂・最終標的」(笹本稜平)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

今回は、「笹本稜平」の『所轄魂・最終標的』です。

 

贈収賄事件を追っていた城東署の強行犯捜査係長・葛木邦彦と、

警察庁のキャリア組である邦彦の息子・俊史の父子。

しかしあと一歩のところで黒幕の国会議員が射殺され、

真相は闇に葬り去られてしまう。

警察に政治家から様々な圧力がかかるなか、

城東署管内で轢き逃げ事件が起こる。

目撃者の証言により、事件はすぐに解決するはずだったが、

容疑者が大物衆院議員の息子と判明。

捜査はまたもや警察VS政治の様相を呈してきて・・・。

 

警察の正義は所轄にあり!!

父子刑事が暴く、国家の罪。

 

うん、面白かったですね。

 

実際の世の中でも、こういう政治家が絡むってよくありそう。

でもって、警察が”追いやられて”って・・・。

 

この話のように、頑張って欲しいですね。

 

 


calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< May 2019 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recommend
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM