「赤い風」(梶 よう子)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

 

今回は、「梶 よう子」の『赤い風』です。

(1800)

 

武士と農民が身分をこえ、空前の大開拓に挑む

 

荒涼たる原野を2年で畑地にせよ・・・

前代未聞の命を下した川越藩主・柳沢吉保。

暗躍する”懐刀”萩生徂徠。

 

徳川綱吉の治世下、川越藩の領内では、

牛馬のための飼料や堆肥のための草を採取する秣(まぐさ)場で、

農民同士の諍いが絶えなかった。

百姓の倅・正蔵も10の時、男5人に襲われ、父・吉二郎を亡くした。

新たに川越藩主となった柳沢保明(のちの吉保)は、

側近の筆頭家老・曽根権太夫、懐刀の萩生惣右衛門(徂徠)を送り込み、

その地を畑地として開拓するよう命じる。

果たしてその狙いは、領民の生活を豊かにするためなのか、

それとも年貢を徴収し将軍・綱吉の歓心を買うためなのか・・・。

 

これこそ、エンターティメントですね。

こういうのが好きなんですね・・・。

 

テーマは地味だけど、結構スケールもあって、

分かり易いし、入り込めます。

 

お勧めですね・・・。

 

 


「愚か者死すべし「(原 錙

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

 

今回は、「原 錙廚痢惷鬚者死すべし』です。

(文庫=820)

 

読書メーターより

新着
探偵沢崎は渡辺を訪ねてきた若い女性を新宿署に送り届け、
発砲事件に遭遇する。行きがかり上、
横浜の銀行で同時に起こり絡み合った二つの事件を解きほぐしていき、
またしてもとんでもない真相を暴いていく。
過去3作も面白かったけれど、これが一番!
前2作(『少女』と『眠り』)は後味の悪さがあったが、
これはさっぱりした読後感。
明かされなかった奥多摩の事件が気になる。
依頼されてもいないのに事件に首を突っ込み、
お礼や報奨金は受け取らず多めの料金は返してしまう沢崎は
どうやって暮らしているんだろうと気になる。
チャンドラーが好きだという作者の”探偵小説”ですね。
主人公のセリフが、なんか、カッコイイんですね。

「かがみの孤城」(辻村深月)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

 

今回は、「辻村深月」の『かがみの孤城』です。

(1800)

 

あなたを助けたい。

すべてが明らかになるとき、

あなたは、驚きと共に何度も涙する・・・。

 

どこにも行けず部屋に閉じこもっていたこころの目の前で、

ある日突然、鏡が光りはじめた。

輝く鏡をくぐり抜けた先の世界には、

似た境遇の7人が集められていた。

9時から17時まで。

時間厳守のその城で、胸に秘めた願いを叶えるため、

7人は隠された鍵を探す・・・。

 

居場所を亡くした7人が出会ったのは、

不思議な城だった。

 

最近は、”いじめ”がテーマになっている小説が多いように感じています。

本当に陰湿で残忍な行為が、

若年層によって引き起こされているのが残念です。

 

若いから、自分が残酷なことをしているという自覚がないのか、

とにかく自分さえよければという風潮なのか・・・。

 

大人の世界で起こっていることを目にしていれば

仕方ないとも思いますが・・・。

日大アメフト、ボクシング会長、さらには性差別、

ついでに医科大の採点不正などなど。

 

模範を示さなくてはいけない大人がこうじゃあ・・・。

悲しすぎます・・・。

 

 


「風景を見る犬」(樋口有介)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

 

 

今回は、「樋口有介」の『風景を見る犬』です。

(1800)

 

野良犬だから、見えるものがある。

 

「コウちゃんなんかただの野良犬」と言われたのは、

小学校6年の時、きっかけは覚えていないが、

ぼくは思わず彩南の肩をついてしまい、

それから何秒かお互いの顔をのぞき合って、

以降は口をきかなくなった。

考えてみたらそのころから、6年の時間がたつ。

 

沖縄が舞台の話ですが、なんか、匂いがプンプン。

 

数回しか行ったことがない沖縄ですが、その印象は特別。

特に食べ物は(文化もですが)独特で、気に入っています。

 

今でも、沖縄料理店があると入ってしまいます。

美味しいんですね、っていうか、変わってるし・・・。

 

 


「ゼロと呼ばれた男」(鳴海 章)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

 

今回は、「鳴海 章」の『ゼロと呼ばれた男』です。

 

読書メーターから

ネタバレ初の航空小説だったが堪能。
バトルの内容、技術的描写等に十分についていけたわけではないが、
日、米、ソ連、イスラエルが絡み、
あのヨム・キップル戦争が舞台になるなど興味を惹く内容がてんこ盛り。
ステルス機の開発も実はこんなことがあったのでは、と思わせた。
知らなかったですね、こういう航空小説。
トム・クルーズの「トップ・ガン」がすごく好きだったので、
楽しく読むことが出来ました。
続編もありますので、順次、読んでいこうと思っています。

「ファーストラヴ」(島本理生)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

今回は、「島本理生」の『ファーストラヴ』です。

 

なぜ娘は父親を殺さなければならなかったのか?

 

夏の日の夕方、多摩川沿いを血まみれで歩いていた

女子大生・聖山環菜が逮捕された。

彼女は父親の勤務先である美術学校で父親を刺殺した。

就職活動中の環菜は、面接の帰りに凶行に及んだのだった。

彼女の美貌も相まって、この事件はマスコミで大きく取り上げられた。

臨床心理士の真壁由紀は、

この事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼され、

環菜やその周辺の人々と面接をかさねることになる。

そこから浮かび上がる環菜の過去とは?

 

著者の作品を3冊続けて読んでみましたが、

難しいですね・・・。

 

なんか、後味が”悪い”というか、”スッキリしない”というか・・・。

私には理解(?)しきれませんでした。

テーマ自体が難しいので、キャパを越えてしまっていますね。

 

たしか、直木賞の受賞作品でしたね。

普通に、分かり易い、エンターテイメントがいいのですが・・・。

 

 


「波打ち際の蛍」(島本理生)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

今回は、「島本理生」の『波打ち際の蛍』です。

 

読書メーターより

繊細な女の子と優しい男性の物語。
って説明するとずいぶん違った印象になるな。
主人公の麻由が繊細すぎるというか
前彼のトラウマから脱出できなくて
一歩進んで二歩下がる感じ。
それを優しく包み込むような蛍が天晴。
正直、好きならとっとと付き合えばいいのに!
てなかなか進まない展開にイライラ。
麻由の元カレが
権威もあり頭もいいタイプのくそ野郎なので、
この手の男ってほんと厄介。
こんな(繊細過ぎる??)女性とは、
付き合ったこともないので分かりません・・・。
っていうか、そういう人には近づかないですね。
面倒くさいから・・・ですか。
イライラして読んでいました。
でも、最後はどうなるんだろう・・・って思って・・・。

台風接近! 「キラキラ共和国」(小川 糸)

現在は、近畿地方に上陸している台風ですが、

昨夕方時点では、こちら(湯河原)に向かっていました。

 

画像(静止)では分かりにくいのですが、

木の枝が斜めに、横殴りの雨が・・・分かりますよね。

 

・・・・・・・・・・・・

 

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

今回は、「小川 糸」の『キラキラ共和国』です。

 

キラキラ、キラキラ。

幸せになれる秘密のおまじない。

目を閉じて、心の中で唱えてごらん。

心の暗闇に、どんどん星が増えて、

辛いことも悲しいことも、全部、きれいな星空に紛れるから。

 

ツバキ文具店は、今日も大繁盛です。

夫からの詫び状、憧れの文豪からの葉書、

大切な人への最後の手紙・・・。

伝えたい思い、聞きたかった言葉、承ります。

 

「ツバキ文具店」の続編ですね。

ほのぼのとして、こういうの凄く好きです。

 

「代書屋」が出来るのっていいですね。

他の人に寄り添うことが出来る人って、すばらしいと思います。

 

 


「あなたの呼吸がと止まるまで」(島本理生)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

今回は、「島本理生」の『あなたの呼吸が止まるまで』です。

 

読書メーターから
舞踏家の父と二人で暮らす12歳の少女・朔。
家の事をこなし、難しい本を読み、
父の仲間に囲まれた環境が朔を大人びた性格にさせてしまっている。
父は娘を大切に思っているだろうが、
しっかりものの娘にどこか油断しているし危ないなと感じながら読んでいたら。
大人の都合で独りになる事も多く、目を離した隙にしなくていい経験をしてしまった。
母のことがあって、誰かに捨てられ独りになる怖さに気付く朔。
トラウマになるほどの佐倉への憎しみが痛ましいが、
こんな幼い少女の決意にまた苦しくなる。
なんか、重苦しくて、嫌な感じが残ってしまいました。
それが、作者の言いたいことだったのだろうけど・・・。
今回の、直木賞の受賞者の作品なので読んでみましたが・・・。
受賞作は図書館で予約中です。
期待しています。

「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」(辻村深月)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

今回は、「辻村深月」の『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ』です。

 

”30歳”という岐路の年齢に立つ、かつて幼馴染だった二人の女性。

都会でフリーライターとして活躍しながら幸せな結婚生活も手に入れたみずほと、

地元企業で契約社員として勤め、両親と暮らす未婚のOLチエミ。

少しづつ隔たってきた互いの人生が、重なることはもうないと思っていた。

あの”殺人事件”が起こるまでは・・・。

 

結構、重たいテーマだったので、なかなか読み進めるのが大変でした。

最後は”なるほど”だったのですが・・・難しいなと思います。

 

最近の本で扱われているのが、

子ども(小さい子から大きい子まで)のいじめ、

大人の世界の、パワハラ(もちろんセクハラも・・・)等々。

 

なんでそんなに、他人を傷つけないとならないのか分かりません。

 

どう考えても、「自分のコンプレックスの裏返し」としか思えませんが、

それにしても、より悪質になっているようです。

 

本の中でこれだけ書かれているってことは、

実際には”もっと”なんだろうなと、思っています、悲しいことです。

 

 


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