「百貨の魔法」(村山早紀)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

 

今回は、「村山早紀」の『百貨の魔法』です。

 

星野百貨店のフロアで、もし、猫と出会ったら?

 

人々の秘めた願いを誘い出す「白い猫」。

歴史ある百貨店を守ろうとする人たちの、星の瞬きのような物語。

 

やぶれた夢も、二度と会えない人も。

またここで出会えます。

 

時代の波に抗しきれず、「閉店が近いのでは?」と噂が飛び交う星野百貨店。

エレベーターガール、新人コンシェルジュ、宝飾店売り場のフロアマネージャー、

テナントのスタッフ、創業者の一族らが、

それぞれの立場で街の人びとに愛されてきたデパートを守ろうと、

今日も売り場に立ちつづける・・・。

百貨店で働く人たちと館内に住むと噂される「白い猫」が織り成す、

魔法のような物語!

 

田舎者だし、裕福でもなかったので、百貨店には思入れがないですが、

何となく伝わってくるものは、理解できますね。

 

古いものが、淘汰されてしまう時代ですが、

なんとか、いろんな方向(方法)で、生き残っていけらばいいと思っています。

 

 


「天使たちの探偵」(原 錙

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

 

今回は、「原 錙廚痢愿兄箸燭舛涼議紂戮任后

 

ある女の人を守って欲しい・・・

沢崎の事務所を訪れた10才の少年は、

依頼の言葉と1万円札5枚を残して、雨の街に消えた。

やむなく調査を決めた沢崎は、

やがて思いもかけぬ銀行強盗事件に巻き込まれることに・・・。

 

短編集は、あまり好きではなかった(どっちかというと、嫌いだった)のですが、

これは、読みごたえがあって楽しかったですね。

 

やっぱり、ちゃんとした作品は、ちゃんとしているってことですね。

これからは、短編でも、積極的に読んでみます。

 

 


「そして夜は甦る」(原 錙

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

 

今回は、「原 錙廚痢悗修靴凸襪甦る』です。

 

西新宿の高層ビル街のはずれに事務所を構える

私立探偵沢崎の元へ海部と名乗る男が訪れた。

男はルポ・ライターの佐伯が先週ここへ来たかどうかを知りたがり、

20万入った封筒を沢崎に預けて立ち去った・・・。

かくして沢崎は行方不明となった佐伯の調査に乗り出し、

事件はやがて過去の東京都知事狙撃事件の全貌と繋がっていく・・・。

 

3冊目になりますが、やっぱり、面白いですね。

 

探偵小説って、最近見ないですね。

っていうか、探偵って、今でもある職業なんですかね。

 

もうちょっと、読んでみようと思っています。

 

 


「星の子」(今村夏子)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

今回は、「今村夏子」の『星の子』です。

 

林ちひろは中学3年生。

出生直後から病弱だった娘を救いたい一心で、

両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいき、

家族の形を歪めていく・・・。

 

分かっていても、病弱だった娘が救われた(治った)なら、

「のめり込んでも仕方がない」ような気が、しないでもないですね。

 

なんか、読んでいて、ちょっと悲しくなってしまいました。

 

 


「騙し絵の牙」(塩田武士)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

今回は、「塩田武士」の『騙し絵の牙』です。

 

痛いほど圧倒的リアリティ、ウィットに富んだ会話の応酬!

 

大手出版社で雑誌編集長を務める速水。

誰もが彼の言動に惹かれてしまう魅力的な男だ。

ある夜、上司から廃刊を匂わされたことをきっかけに、

速水は組織に翻弄されていく。

すると次第に彼の異常なほどの”執念”が浮かび上がってきて・・・。

斜陽の一途を辿る出版界で牙を剥いた男が、業界全体にメスをいれる!

 

終盤までタイトルの意味が全然分からなかったが、

最後の最後で、「そうだったのか」と、驚かされました。

 

小説好きな私には、ストーリーがとても面白くて、

お勧めしたくなる作品でした。

 

うん、お勧めします。

 

 


「それまでの明日」(原 錙

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

11月初旬のある日、

渡辺探偵事務所の沢崎のもとを望月皓一と名乗る紳士が現れた。

消費者金融で支店長を務める彼は、

融資が内定している赤坂の料亭の女将の身辺調査を依頼し、

内々のことなので決して会社や自宅へは連絡しないようにと言い残し去って行った。

沢崎が調べると女将は6月に癌で亡くなっていた。

顔立ちのよく似た妹が跡を継いでいるというが、

調査の対象は女将なのか、それとも妹か?

しかし、当の依頼人が忽然と姿を消し、

いつしか沢崎は金融がらみの事件の渦中に。

 

切れのいい文章と機知にとんだ会話。

時代がどれだけ変わろうと、この男だけは変わらない。

14年もの歳月を費やして完成した、

チャンドラーの『長いお別れ』に比肩する渾身の一作。

 

「小説の本当の面白さだけを考えて30年間書き続けてきた」

伝説の直木賞作家復活 14年ぶりの沢崎シリーズ最新作

 

やっぱ、面白かったですね。

 

ちょっと前、偶然見つけた直木賞作品『私が殺した少女』を読んで、

これは面白いと・・・最新作を読んでみました。

 

ちょっと嵌りますね、これは。

ほかの作品も読んでみようと思っています。

 

 


「そして、バトンは渡された」(瀬尾まいこ)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

今回は、「瀬尾まいこ」の『そして、バトンは渡された』です。

 

家族よりも大切な家族

 

血の繋がらない親の間をリレーされ、4回も名字が変わった森宮優子、17歳。

だが、彼女はいつも愛されていた。

 

「私には父親が3人、母親が2人いる。

 家族の形態は、17年間で7回も変わった。

 でも、全然不幸ではないのだ」

 

水戸 生みの親。母は天国に、父はブラジルにいる(らしい)。

梨花 若くて美人でおしゃれな義母。優子にピアノを与えてくれた。

泉ケ原 威厳有る、お金持ちの義父。でも少しお人好し。

森宮 一流企業で働きながら、男手一つで優子を育てている。

 

こういうシチュエーションって、実際どうなのかなと思いながらも、

楽しく読んでしまいました。

 

結局、登場人物全員が”いい人”だったってことなんでしょうし、

優子が”いい子”だったってことですね。

 

そういうところにこそ、”幸運”ってやってくるんだなあと、感じましたね。

 

 


「アルバトロスは羽ばたかない」(七河迦南)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

今回は、「七河迦南」の『アルバトロスは羽ばたかない』です。

 

夏、少女は断崖から身を投げた。

五つの謎が描き出す、胸を打つ真実・・・。

 

児童養護施設・七海学園に伝わる七つの不思議な謎。

非常階段から幻のように消えた少女。

天使が囁くトンネルの怪・・・。

七人の少女をめぐる謎が解き明かされる時、

円環をなす大きな物語が浮かび上がる。

 

児童養護施設が舞台なので、なんとなく、気分が暗くなってしまいますが、

主人公は明るく、頑張り屋なのが、救いです。

 

なんか、最後でドンデンなので、読み返さないと分からないようでしたが、

面倒なので、それはヤメにしました。まあ、いいかって・・・。

 

 


「額を紡ぐひと」(谷 瑞恵)

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

今回は、「谷 瑞恵」の『額を紡ぐひと』です。

 

形に出来ない想いを額装します。

 

事故で婚約者を失った額装師・奥野夏樹。

彼女の元には一見額装不可能で、いわくありげな依頼ばかりやってくる。

ヤドリギの枝、小鳥の声、毛糸玉にカレーポット・・・。

表具額縁店の次男坊・久遠純は夏樹の作品の持つ独特な雰囲気に惹かれ、

やがて彼女自身にも興味を持つのだが・・・・・。

 

なんか、最近、どこかで読んだような物語ですね。

こういう芸術はなかなか、理解できません。

 

もっともっと、絵とかを、見ないとダメでしょうね。

芸術に触れる、ていうか・・・。

 

 


「私が殺した少女」(原 錙

最近読んだ本を紹介するコーナーです。

 

今回は、「原 錙廚痢愡笋殺した少女』です。

 

読書感想文から

最後の最後まで、やるせないようにお話。
フィクションとはいえ、
子供が被害者になるストーリーは読んでいてページをめくる手が鈍ってしまう。
そんな読者の気持ちを代弁するような主人公の葛藤は、
主人公のコンセプトを壊すほどの脆さを見せる一方で、
人間らしい描写は親近感を持って読むことが出来た。
著者の新刊が出てきたので、調べてみたら、
なんと、1989年のこの作品は、直木賞受賞作でした。
結構古くて、でも、私が生きてきた時代でもあるので、ちょっと懐かしく・・・。
最後まで、犯人が分からないのは、いい出来ってことですか・・・。
最新作を読んでみようと思っています。
1946年生まれなので、結構の年齢ですが・・・。

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