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  • 2019.05.18 Saturday
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そうか!「ゆっくり上げる」から、強いんだ。(宮里 優)

第3章 ショートゲームでスコアを作る

 

16 パットの秘訣も”ゆっくりテークバック”

 

ボールは頭を動かさず目だけで追う 〜(3)

 

タテというのは、クラブの両端、

つまりヘッドとグリップエンド側が上下に動くということです。

 

地面と平行にクラブが動くと、これはヨコの動きですよね。

 

シャフトが横に動くということは、つまり右肩が突っ込んで、

インパクトでは体が開いた状態でボールをとらえていることになります。

 

このドリルでもう一つ重要なのが、

肩のストロークに合わせて目線の送り方を覚えるということです。

 

シャフトをタテに動かしたのと同じように、目線もタテに動かすわけです。

 

ダウンでは右肩が開かないように止めておき、

首を傾けるようにボールを見れば、目線はタテに動くはずです。

 

この動作をやりやすくするためにも、

ボールは左目の真下にセットしなければなりません。

 

左目の真下にボールがあれば、

ライン上を目線がなぞりやすいし、方向性も出しやすい。

 

アマチュアの方はこのあたりをなおざりにしている方が多いように思います。

どうしても、ボールから離れて立つ人が目につきます。

 

自分ではボールを左目の真下に置いて構えているつもりでも、

実際にはズレていることもある。

 

確認のためにアドレスをとったら、

別のボールを左目の高さから真下に落としてみて下さい。

落下したボールが、下のボールに命中すれば完璧です。

 

以上が、パッティングにおける構え方と振り方の基本。

次項では、ラインの読み方や、距離感の作り方に関してお話ししていきましょう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

やっぱり、クラブを短めに持って、ボールの近くに立った方が良さそうですね。

そして、左目の真下にボールを置く。

 

そして、そして、なんといっても「ゆっくりテークバック」ですね。

 

 


そうか!「ゆっくり上げる」から、強いんだ。(宮里 優)

第3章 ショートゲームでスコアを作る

 

16 パットの秘訣も”ゆっくりテークバック”

 

ボールは頭を動かさず目だけで追う 〜(2)

 

ショットと違い打った瞬間ボールを追うのではなく、

ワンテンポ遅れて追った方がタイミング的にはいいでしょう。

 

パッティングの時、頭が動く人は、

帽子やバイザーのつばを誰かに持ってもらって、動かさない練習をしてみて下さい。

 

もう一つ効果的なドリルをお教えしましょう。

 

特に、アマチュアに多い、ボールの行方を気にして

ダウンで右肩が前に出て体が開き気味になる人に有効なドリルです。

 

クラブを水平にして両脇の下を通し、シャフトが胸の前を横切るように構えます。

ボールは打たなくていいですから、クラブを脇に挟んだままストロークしてみて下さい。

この時、シャフトが縦に動くのを意識して練習するのです。

 

本人はそういうつもりはなくとも、姿勢がゆがんだり頭が動いたり、

という現象は誰にでも起こるものです。
 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

続きます。

 

 


そうか!「ゆっくり上げる」から、強いんだ。(宮里 優)

第3章 ショートゲームでスコアを作る

 

16 パットの秘訣も”ゆっくりテークバック” 

 

ボールは頭を動かさず目だけで追う 〜(1)

 

もうひとつ、目線の送り方も重要なポイントのひとつです。

 

両目のラインをタテに動かすのはいいのですが、

横に動かすと方向性が狂いやすくなります。

 

ボールの真上を目で追いかければ、体が必要以上に動いてしまったり、

肩のラインがクロスに入って引っかけのミスが多くなります。

 

インパクトの後はあごを少し引き、

首を右に傾けながらボールの後ろを右目で追うようにしましょう。

 

これが両目のラインをタテに動かすという意味です。

 

実は藍も悪い時はパットの際、目線に問題が出ることがありました。

ボールを見続けていたいために、逆方向に目線が動いてしまうんです。

 

普通はヘッドの動きを追って、

テークバックで目線が後ろに、ダウンで前に動きますが、藍の場合はその逆。

 

バックスウィングで目線が前に行き、ダウンで後ろに戻ってしまうんです。

ヘッドと頭の動きが逆になってしまう。

 

これはちょっとゴルフの上手い人に多いミスの傾向です。

目線を動かしたくないばかりに、逆の動きをしてしまうというわけです。

 

そして、ダウンスウィング以降、パターヘッドが左足前を通り過ぎるまでは頭を動かさず、

そこから首を傾けて目線でボールを追うといいでしょう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

続きます。

 

 


そうか!「ゆっくり上げる」から、強いんだ。(宮里 優)

第3章 ショートゲームでスコアを作る

 

16 パットの秘訣も”ゆっくりテークバック”

 

「ゆっくり」ならフェース面を意識できる 〜(2)

 

そもそも、人間はプレッシャーがかかると動作が速くなるものです。

 

でも不動さんの場合、

プレッシャーがかかっても自分のペースでゆっくりストロークすることが出来ています。

 

彼女のパターのリズム、テンポは見習いたいですね。

 

スウィングの良し悪しを決める大きな要素が”リズム”だと言いました。

 

いいゴルファーはスウィングプレーンが正しいものですが、

正しいプレーンにクラブを上げるには、いいテンポで振ることが大事。

 

逆に言えば、いいテンポの持ち主は正しいプレーンに乗せやすい。

これはパッティングも同じです。

 

これは性格によっても違いが現れます。

 

せっかちな人はやはりストロークも速い人が多いし、のんびりタイプはゆっくりが多い。

ただ、それが全員に当てはまるとは限りません。

 

それに、直そうと意識して練習すれば、テンポは必ず変えられます。

1週間やり続ければ必ず効果は出ます。

 

あとはコースに出た時、いかに練習した通りに振れるかどうか、です。

 

構えた時から、ガチガチに力が入ってしまっては、

ゆっくりスムーズにクラブを上げることが難しくなります。

 

肩の力を抜いてグリップを柔らかく握り、

両腕の三角形を崩さないようバックスウィングを始動してみて下さい。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

なかなか、ゆっくりできませんね。

 

最近、ショートパットの時、

クラブフェースを、2cmくらい離して構えて、

バックスウィングを、ほんのちょっとだけ引いて打って行く練習をしています。

 

短い距離しか使えませんが(バックスウィングが小さいから)、

「真っ直ぐに打てる」感じがしています。

 

 


そうか!「ゆっくり上げる」から、強いんだ。(宮里 優)

第3章 ショートゲームでスコアを作る

 

16 パットの秘訣も”ゆっくりテークバック”

 

「ゆっくり」ならフェース面を意識できる 〜(1)

 

本書の冒頭で、私は藍のスウィングを例にとり、

「ゆっくりテークバック」の効用について述べましたが、

パッティングにおいてもゆっくりしたリズムで引くことは極めて重要です。

 

むしろ、パターの方が

ゆっくり引く効果が大きいと言ってもいいかもしれません。

 

ゆっくり引くほどフェース面にイメージが出しやすくなりますし、

芯でとらえたり、ラインを出しやすくなるからです。

 

女子プロの中でもっともパターをゆっくり引けるのは

不動裕理プロだと私は思います。

 

彼女はゆっくりというか、

パッティングのトップで一瞬クラブを止めているように見えます。

 

あれはおそらく意識してやっているのだと思います。

ヘッドを一旦止めて、狙いすまして芯でボールをとらえている。

 

だから軌道もずれにくいし、転がりもいい。

だから、みんなが入らないようなところからもポンポン入れてくる・・・。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

うん、これ、良さそうですね。

ちょっと練習してみます。

 

続きます。

 

 


そうか!「ゆっくり上げる」から、強いんだ。(宮里 優)

第3章 ショートゲームでスコアを作る

 

16 パットの秘訣も”ゆっくりテークバック” 〜(2)

 

ポイントとしては、ひざにゆとりを持たせて構えることが挙げられます。

 

ひざが突っ張った状態ではフォロースルーをスムーズに出しにくく、

ロングパットでの距離感が合いません。

 

ひざにゆとりを持たせておけば、

腕を振り子のようにスムーズに動かすことが出来ます。

 

ボールは目の真下、ドライバーと同じように左足かかと延長線上にセットすれば、

インパクトでヘッドがややアッパーにボールをとらえ、

いい感じでオーバースピンがかかって転がりがよくなります。

 

そして、パターでもっとも大切なのは手首をこねないということです。

グリップはコンクリートで固めた状態をイメージし、手首の角度をほどかないように注意します。

 

とくに左手はフェースの動きに直接影響を与えますから、

ストローク中は固定しなければなりません。

 

テークバックは両腕の三角形が崩れないように引きます。

上体の力を抜き、肩のストロークで打てばフォローを低く出すことができ、

ヘッドの動きが安定します。

 

厳密にいうと肩で打てばテークバックでヘッドはわずかにインサイドに入り、

スクエアなインパクトを迎えた後、再びフォローもインサイドに抜けるはずです。

 

つまり、軌道はイン・トゥ・イン。

 

でも、パットを打つ程度の振り幅なら、

真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出すイメージで練習したほうが結果は良いはず。

 

左手甲と右手のひらを真っ直ぐターゲットに向ける意識でフォローをだしましょう。

 

・・・・・・・・・・・・

 

う〜ん。

ちょっと難しいですが・・・。

 

 


そうか!「ゆっくり上げる」から、強いんだ。(宮里 優)

第3章 ショートゲームでスコアを作る

 

16 パットの秘訣も”ゆっくりテークバック”

 

続いては、パッティングです。

 

ここまでお話ししてきたように、

ドライバーを安定させたり、100ヤードに強くなるのは大事です。

 

しかし、最終的にはやはりパターが重要です。

 

どんなにいいショットを放ち、アプローチで寄せたとしても、

パットが入らなければなんにもなりませんからね。

 

まずは、バンカーショット同様に基本の構え方・打ち方から解説していきましょう。

ドライバーやアイアンはクラブをフィンガーで握りますが、パターは違います。

 

グリップを挟んで両手を向き合わせてから上下にずらし、

手のひらの中心で握るスタイルがお勧めです。

 

両手のひらを向き合わせた状態のまま打つ練習から始めてみましょう。

 

両手を真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ出します。

軽く体を前に倒して両腕を垂らしたところが適正なグリップ位置。

つま先とボールとの距離はパターヘッド1.5〜2個分が目安です。

 

・・・・・・・・・・・・

 

続きます。

 


そうか!「ゆっくり上げる」から、強いんだ。(宮里 優)

第3章 ショートゲームでスコアを作る

 

15 アニカに学んだ、世界流バンカーショット

 

目玉の時は、シャットに振る 〜(2)

 

また、目玉になりやすいケースとして、

バンカーのノリ面にボールが突き刺さっているケースもよくあります。

 

目玉でしかも極端な左足上りときたら、見た目だけで白旗を挙げたくなります。

でも、これも案ずるより産むがやすし。

 

この場合、重心移動は無理ですから、腕だけで振るアームスウィングを採用します。

ポイントはやはりボール位置。

 

通常の目玉の場合はボールを体の中心にセットしますが、この場合右足の前に置いて下さい。

フェースも被せるのではなく、左足上りの斜面ではむしろ被せすぎないこと。

 

そして、腕でクラブを上げ、目玉ごと土手にぶつける要領で振り下ろします。

フォローは取れませんが、意識としては

ヘッドを入れた土手の深いところにフォローを出していくイメージです。

 

プロには、厄介なラフにつかまるより、バンカーの方が寄せやすいという人が多くいます。

 

そのレベルは無理でも、以上に挙げたようなことを実践していただければ、

少なくとも確実に脱出は出来るようになるでしょう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ちょっと、難しすぎるような気がしますね。

 

なんか、来年からルールが変わって、

バンカーでアンプレアブル(?)出来るようになって、2打罰で外から打てるようですね。

 

これですね、もう今年から採用しましょう!!!

 

 


そうか!「ゆっくり上げる」から、強いんだ。(宮里 優)

第3章 ショートゲームでスコアを作る

 

15 アニカに学んだ、世界流バンカーショット

 

目玉の時はシャットに振る 〜(1)

 

目玉になった時の対処法もお伝えしておきましょう。

目玉は、実は見た目の印象ほど難しくはありません。

 

ポイントは、ボールを体の中心にセットすること。

そしてフェースは開かずにかぶせます。

 

アドレスでハンドファーストに構えたら、シャットフェースのままクラブを上げ、

鋭角に砂を叩きフォローは出しません。

 

ドン、とヘッドを入れたらおしまい。

目玉のちょうどフチあたりにヘッドが入れば完璧です。

 

こうすれば、ヘッドがボール=目玉の真下に確実に届きます。

トップでもフェースはシャット。

 

最初から多少左足体重にしておけば、鋭角にクラブを下ろしやすいでしょう。

 

バックスウィングを大きく上げると、ダウンの途中で

気が抜けたようにゆるむ人を見かけますが、インパクトがゆるむのはやはり禁物です。

 

目玉のフチに狙いを定め、勢いよく打ち込んでください。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

続きます。

 

 


そうか!「ゆっくり上げる」から、強いんだ。(宮里 優)

第3章 ショートゲームでスコアを作る

 

15 アニカに学んだ、世界流バンカーショット 〜(4)

 

大きく振れば距離があっても平気

 

ここで気をつけたいのは、バックスウィングの大きさは一定にすること。

あくまでフォローで距離感を出して欲しいのです。

 

バンカーの場合、左右対称に振ることを意識する必要はありません。

 

砂の抵抗に負けないで球を外に掻き出すためには、ある程度ヘッドに勢いが必要ですから、

バックスウィングは大きく上げた方がいい。

 

大きく上げて、大きく振り抜けば距離が出る。

大きく上げてフォローを抑えれば距離は出ない。

いずれにしても大きいトップは必要です。

 

距離を打ち分ける方法はもう一つあります。

 

バンカーといえばなんでもかんでもサンドという固定観念を捨て、

PSやPWに持ち替えるという方法です。

 

そもそも、バンカーからSWで打てる最大距離は20〜25ヤードと思っていただきたい。

 

それ以上の距離、特にアマチュアが苦手な30〜40ヤードのバンカーショットは、

スウィングを変えずにクラブを変えるだけで随分とやさしくなるはずです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「大きなバックスウィング、フォローで距離を調整する」ですね。

やってみたいと思います。

 

 


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