ヤスさんの「ゴルフ礼記」(鈴木康之)

まだまだ

 

練習場もゴルフ場

 

「打席」とはティインググラウンド 〜(2)

 

話し声でも友だち同士が

スウィングを検討しあっている普通の声なら気にならない。

 

しかしカップルやグループの来場者によくあるワイワイキャッキャは、

気になってスウィングの邪魔になる。

 

仲間のナイスショットにボウリングのストライクの時と同じように

「ウォーッ」という歓声を上げてはしゃぐ若者たちがいる。

 

「気をつけよう」といっても、

この本の読者諸氏にはそういう人はいないはずだ。

そこで読者諸氏には「注意してあげよう」という言い方になる。

 

電車内でイヤホンステレオの漏らし音を注意されて

殴ってくるようなオッカナイ若者が、

ゴルフの練習場ビギナーにいないことを信じよう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

いるんですよねこういう人が・・・。

「触らぬ神に祟りなし」ってのも、イマイチですけど・・・。

 

 


ヤスさんの「ゴルフ礼記」(鈴木康之)

まだまだ

 

練習場もゴルフ場

 

「打席」とはティインググラウンド 〜(1)

 

練習場の打席は小さなティインググラウンドである。

当然コースのティインググラウンド周辺と同じエチケットとマナーが必要になる。

 

隣通し、近くの者同士がなるべく人の邪魔にならないよう気づかい、

お互いにいいショットのための環境を作り合いたい。

 

こんなことはゴルフの練習場に限ったことではなくて、

社会生活者として当然道理である。

 

まわりまわって自分のためになることだ。

残念ながらそれが分からなくて、環境を乱す人がいる。

 

練習場なのだから打球音やマットの音は当たり前の音だ。

だからいくら激しい音でも気にならない。

 

しかしソケット玉が仕切りのパイプに当たったりすると、

これは異常な音だから周りの人がびっくりする。

 

気になるのは音の大きさではない。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

続きます。

 

 


ヤスさんの「ゴルフ礼記」(鈴木康之)

まだまだ

 

練習場もゴルフ場

 

「練習場」とはゴルフ全般の練習をするところ

 

来場者の6、7割は最近のブームで始めた人たちのように見える。

その半数は「始めた」ではなく「初めてみた」人たち、

という方が合っている。

 

ラウンド経験の少ないビギナーというより、

そもそもゴルフの道具にもスウィング運動にも練習そのものにも

まだ慣れていない「練習場ビギナー」たちだろう。

 

ゴルフの世界の門のあたりにいるわけだから

「ゴルフとはエチケットとマナーズのスポーツである」という、

我々には聞き飽きた言葉を、

まだ1度も聞いたことにない人がいても不思議ではない。

 

さて、ここで私なりの理屈がある。

 

街のゴルフ練習場もゴルフをする場である。

コースだけがゴルフ場ではない。

 

ゴルフ場には2つあると思ったらいい。

1つはゴルフの競技場、これがコース。

もう1つがゴルフの練習場である。

 

ゴルフの練習場であるということは、

ゴルフの、ショット技術の練習場であるだけでなく、

ゴルフの世界の、作法の修得の場でもあるはずだ。

 

ゴルファーとしての、気配りや目配りの修練の場でのあるはずだ、

と心得たい。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ですね。

 

練習場でのマナーが悪い人を見ると、

ああこの人は、コースでもマナーが悪いんだろうなって思いますね。

 

 


ヤスさんの「ゴルフ礼記」(鈴木康之)

まだまだ

 

練習場もゴルフ場

 

街のゴルフ練習場が大盛況

 

ネットまでの距離が長く、打数席の多いところほど人気があるようだ。

週末や祭日ともなると早朝から開門待ちの人の行列ができ、会場と同時に満席になる。

 

通常の営業時間前にボールの自動販売機による無人営業をするところも多い。

終夜営業の所もあると聞いた。

 

休日の昼頃にノコノコ出かけようものなら、

4時間待ち、5時間待ちは普通で、夕方にはフロントに「受付終了」の札が立つ。

 

ウィークデイでもほぼ満席である。

昼時はテークアウトランチを持ったOLやサラリーマンでキャーキャーワーワー。

 

夜は夜で勤め帰りの仲間でいっぱいだ。

 

会社が終わってからでは待たされるので、

先にだれか代表が職場を抜け出して打席を取りに行くのだそうだ。

 

部下のOLを走らせる上司もいるそうだが、

走らされるOLのほうもゴルフを始めたばかりで面白くってしょうがない時だから、

これはハラスメントにはならないのだ。

 

昼間はまた、夕方から店を開ける主人や店員さんたち、

それに奥様ゴルファーで賑わっている。

 

レディススクールは全コース満員で、次の季節の予約までいっぱいだ。

新規に入学するためには空き待ちの最後尾につかなければダメである。

 

先生がしかるべきライセンシーか、どういうスウィング理論の持ち主かなどと、

品定めなんかして折れないらしい。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

私の行く小田原の練習場でも、うっかり10時頃に行ったりするとほぼ満席で、

待っている人がいるくらいになっています。

 

平日ですよ。

 

そして、やっている人はほとんど(90%以上)は、

リタイヤしたジジイ(私もそうですが)ばかりです。

 

はっきり言って、気持ち悪くなりそうですが・・・。

 

 


ヤスさんの「ゴルフ礼記」(鈴木康之)

まだまだ

 

教え上手か 教わり上手か

 

ボールを見るな、体を見ろ 〜(2)

 

(8)毎日努力すること。

  週末にしか練習場へ行けない。

  体は1週間後まで運動の仕組みを忘れてしまう。

  それでもゼロに戻らないような、後戻り率の低い1週間を工夫しなければならない。

  駅のホームで雨傘振るのは感心できないが、

  家での素振り、室内でのタオルの素振り、シャドウスウィング・・・なんでもいい。

  電車では吊革を、クルマならハンドルを、鞄持つならグリップを、

  ポケットに手を突っ込むならライターを、何するにつけ小指の側できつくグリップする。

  電車の揺れに体重を乗せ、ウェイトシフトの足の裏の感触を味わう。

  部屋にパターを置いて2,3分のヒマを活用する。

  浴室の中ではムスンデヒライテをしながら握力増進に努める、などなど。

 

(9)数回のレッスンで分かった気にならないこと。

  知れば知るほど分からないことが多くなるはずである。

  ゴルフのスウィング運動のテーマは5つや10ではない。

  一つ一つ順に教わって行っても20、30週はかかってしまう。

  しかも応用力の衰えている中年の筋骨。

  体が一つ一つの動きを覚えるにはテーマごとに何週間もかかる。

  長期戦を覚悟することだ。

 

(10)礼儀をわきまえること。

  コチラはお客などという態度は禁物。

  アチラはコチラを思ってもいいが、コチラはアチラの生徒である、

  アチラが先生である、という関係に徹すること。

  挨拶、言葉づかい、気持ち、態度、すべて。

  生徒に徹して心得るほどに教わることが多くなるものだ。

 

それにしても、このお稽古ごと。

 

週末の早朝、練習場に集まる熱心な仲間がいる。

エレクトロニクス関係や飲料関係の大企業に勤めている彼らが練習の手を休め、

汗拭きながらよく言うのだ。

「ねえ、それにしても、もう何年やってます?

いったい平均スコアが1年で何%縮んでいます?前年対比が変わらずじゃありません?

こんだけやって実績の上がってこないプロジェクト、うちの会社じゃとっくに消えてますよ」

 

・・・・・・・・・・・・・

 

ですね。

 

っていうか、歳と共にダメになっていくばかり・・・。

練習だって、なんとか”現状維持”を目指すのが精一杯ですね。

 

 


ヤスさんの「ゴルフ礼記」(鈴木康之)

まだまだ

 

教え上手か 教わり上手か

 

ボールを見るな、体を見ろ 〜(1)

 

(4)プロのボールを見ないで体を見ること。

  練習場でレッスンプロが打っている時の生徒たちの目を見ていると、

  10人中9人、あるいは10人中10人がインパクト後は

  プロの体から目を放しボールの行方を追いかけている。

  そして感心したりしている。

  それではいけない。

  しっかり目を見据えて、インパクトからフィニッシュまで

  腕や手や足腰がどう動いていくかを追いかけ、盗み取らなくてはなんにもならない。

 

(5)スローモーションをやってもらうこと。

  前述したように見えにくいスウィング運動だが、

  スローモーションやコマオトシモーションならよく見える。

  レッスン中のテーマを強調したスローモーションやコマオトシモーションをやってもらうといい。

 

(6)ついでに自分のスウィングを真似してもらうこと。

  どこがどうなっているからよくないのか、真似して見せてもらうといい。

  納得への近道だ。

 

(7)予習、復習、自習をすること。

  学校の勉強と同じだ。

  レッスン料の投資効率も考えなければならない。

  普段からベン・ホーガンあたりの古典書やゴルフ雑誌などを見て、

  レッスンの中身を補足すると効果的だ。

 

・・・・・・・・・・・・

 

続きます。

 

 


ヤスさんの「ゴルフ礼記」(鈴木康之)

まだまだ

 

教え上手か 教わり上手か

 

上手に教わるための10ヶ条

 

かなり以前に旅先のホテルの指圧師から

「あなたは指圧のされ上手ですね」と言われたことがある。

 

指の入り方にこちらの呼吸を合わせていただけのことなのだが。

それだけのことで「され上手」「受け上手」と思われるわけだ。

 

レッスンを受け始めて何年かたったころ、同じような言われ方で伊藤プロから

「あなたは教わり上手だから」とお世辞をもらったことがある。

「ナイスショット」を10ぺん言われるより嬉しかった。

 

押されるときには息を吐き、力を抜いて受ける。

そして押しが引いている間に息を吸って次に吐くことに備える。

 

指圧されているのと同じように、

効率のいい教わり方の呼吸に、結構これで一生懸命努めていたからだ。

 

上達の第一は教わり上手になることだと心得た。

そのことに気付く以前にはずいぶん教わりムダをしていたものだと思う。

 

(1)教わる姿勢に徹すること。

  とりあえず信じること。

  疑問を感じことがあってもひとまず信じるように自分に言い聞かせること。

(2)分からない時は分かるようにどしどし質問すること。

  分からないままで過ごさないこと。

  難解、不可能、不思議なことだらけのはず。

  言葉の足らないところがあっても当然。

  分からないことをプロに知らせること。

  そうすればプロは別な表現を探し出して教えてくれるはず。

  こういうやりとりはお互いの進歩ためになる。

(3)プロに打ってもらうこと。

  スウィング運動時の人体の動きを前後から見せてもらうこと。

  体の前面、背面、側面でどこがどう動いているか、実物で見るいいチャンス。

  TV番組でプログルファーのスウィングを見るのと比較にならないほどよく見える。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

(3)のプロに打ってもらう・・・っていうのはいいですね。

何となく遠慮してしまいますが、”本物を見る”のは参考になりそうです。

 

百聞は一見に如かず・・ですね。

 

 


ヤスさんの「ゴルフ礼記」(鈴木康之)

まだまだ

 

教え上手か 教わり上手か

 

レッスンはコミュニケーション 〜(3)

 

伊藤プロはその後独立し、練習場からいなくなった。

 

それを機会に「3つ目のレッスン」の私なりの受け止め方が

正しかったかどうかを確かめるため、しばらく私もプロから「独立」することにした。

 

4年たって私のオフィシャルハンディは2つ下がった。

 

ゴルフは難しい。

それを教えることはもっと難しいことなのだろう。

こちら側からいうと、教わることは更にさらに難しいのだ。

 

ゴルフスウィングは1.8秒間とも1.5秒間ともいわれる短時間内での運動である。

 

そんな瞬時に胴体や四肢を、しかもてんでんに働かせ、クラブという複雑なむきをした道具で

ボールを真っ直ぐに飛ばそうというのである。

 

この運動の理屈は上手にできるプロゴルファーにも運動工学のほうの学者にも

まだまだ不思議なことだらけだというのに、

それが素人にはどこがどうだからどうなっているのか、まるで見えない。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ですね。

 

 


ヤスさんの「ゴルフ礼記」(鈴木康之)

まだまだ

 

教え上手か 教わり上手か

 

私の仕事は広告の制作である。

 

企業からの商品情報などを顧客に伝える、作り手、使い手の双方に

よりよい実効があがるようなコミュニケーションを工夫するのが仕事である。

 

業界ではもう古株になっていて、

若手や新人に広告のコピーやデザインを教える立つことが多い。

 

伝えること、教えることの難しさにはがゆい思いをしている毎日。

「レッスンっていうのはコミュニケーション」の一言には

ただならぬ共感を覚えてしまったわけである。

 

それから7年間あまり教わった。

 

教わったことのメモ書きや

プロがレッスン時に絵を描いた紙切れのスクラップでノートが1冊できた。

 

アドレスから、テークバック、フォローまで。

腕はタテ移動、ボディはヨコ移動。足して、スウィング運動である。

 

そのバリエーションでフェードを打ち、ドローを打つ、

アプローチも、バンカーも、上げる打球も、低い打球もすべて・・・。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

続きます。

 

 


ヤスさんの「ゴルフ礼記」(鈴木康之)

まだまだ

 

教え上手か 教わり上手か

 

レッスンはコミュニケーション 〜(1)

 

いい先生との出会いがあると幸せだ、というのは学校だけに限らない。

ゴルフにおいてもいえることである。

 

ゴルフは現代のお稽古ごとのひとつである。

なかなか終了証を頂けないお稽古事ではあるけれど。

 

かつて私の先生は伊藤栄三プロであった。

 

JPGA会員で、はじめっから大学での専攻である運動生理学を礎にした

ティーチングプロの道を志向してきたというスペシャリストである。

 

引っ越した家の近くの練習場で伊藤プロを見かけた。

 

前の家のほうで通っていた演習場のプロ(とやら)に失望していたので、

数カ月間は、顔つきや言葉づかい、実際のスウィングや教え方などを観察していたが、

ある朝レッスンを申し込んでみた。

 

その初回がたいへん印象的だった。

 

プロはこういったのだ。

「レッスンには3種類あるんです。

1つはいま打っているボールの曲がりを直すレッスンです。すぐ直ります。

しかし夕方もう一度ここへきて打ってみると、また曲がります。

2つ目は来週のコンペのためのレッスンです。

レッスンではいつもよりいいスコアで回れるようにできます。

しかし再来週のコンペではまた大叩きするでしょう。

3つ目は、いますぐにはよくなりませんが、スウィングを基本から覚えていき、

いずれは自分で自分をレッスンできるようになるレッスンです。

あなたはどのレッスンをお望みかということになるわけです」

 

1つ目と2つ目の、

いわば、頓服薬のようなレッスンを望むニーズがあってもおかしくはない。

 

ただし、レッスン客の望みがそうではないのに、プロのほうが1つ目のレッスンを施し、

マジックをかけるように直してみせ、

「ほらね」と言わんばかりの(TV番組にあるような)教え方はいかがかと思う。

 

私はのっけから伊藤プロの理屈が気に入って「3つ目ので、ひとつよろしく」と頼んだ。

 

プロは「プロショップにも気軽に遊びに来てください。

いろいろ話したり聞いたりしながらレッスンを進めていくのがいいですから」

と自分の店の地図を描きながら、こういったのである。

 

「レッスンっていうのは、結局コミュニケーションですから」

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

続きます。

 

 

 

 


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