「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

結果への対応

 

器の中の小石 〜(1)

 

若い僧が毎日、いくばくかの時間を費やしていた。

 

僧は、瞑想中に自分の心を去来するさまざまな考えのうち、

いくつが”善”(善い行為に関するもの)で、

いくつが”不善”(憎悪、欲、偏見などに基づく行為)なのか、

知りたいと思った。

 

僧は、小石を集めて目の前に盛ると、体の左右に器を一つづつ置いた。

 

そして瞑想中、小石を一つ、善い考えが起こったのなら左側の器に、

善くない考えが起こったら右側の器に置いたのだった。

 

一日目が終わって器を見てた僧は驚いた。

なんと小石は、全部、”不善”の器に入っていたのである。

 

しかし僧は、その結果を基にただちに自分自身を判断することを避け、

毎日瞑想を繰り返した。

 

数日たつと、二つの器の中の小石の数はほぼ同数になっていた。

そして、さらに数日後、小石は全部、”善”の器に収まっていたのだった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

これって、何を意味している?

 

続きます。

 


「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

結果への対応

 

花を咲かせる法 〜(4)

 

古い言い伝えがある。

「うまくいかなかったら、うまくいくまで何度でもやり直せ」だ。

 

やり直す方法・・・それは、何かをするというよりは、

自分自身を信じることになるが・・・がきちんと分かっていれば、これは真理だ。

 

残念ながら、ゴルフでは、何かをもっとうまくやろうとすると、

緊張が高まり、ものを考える心を抑制しようとする。

 

これはちょうど、脱出しようとしてもがけば、もがく砂の中に潜ってしまう、

砂地獄のようなものだ。

 

スウィングを直そうとすればするほど、

我々は自意識過剰になって、考える心はさらに強く抑制される。

 

そのため、スウィングのテンポと流れに支障をきたし、スウィングはさらに狂っていく。

 

意図した地点にボールを送り込もうとすればするほど、

伸びやかにスウィングすることよりもボールを置きにいくことに夢中になり、

その結果ショットはさらに乱れる。

 

ゴルフをしていても、その他どのようなことをしていても、

学習し成長するために我々ができる最善のことは、我々の人間としての根本的な資質を信じ、

それが開花するために最適な環境を造り上げることだ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

ですね。

 

 


「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

結果への対応

 

花を咲かせる法 〜(3)

 

花は、何かに妨げられて日光や水を浴びることが出来なくなれば、

咲かないことを覚えておくことは大切だ。

 

我々は、学習し実践するためにもっとも望ましい環境を妨害するあらゆる障壁を、

なんとしても取り除かなければならない。

 

悲観的な自問自答は、自信の流れを閉ざしてしまう。

 

恐れ、不安、自己不信などの感情は、

リラックスして、伸び伸びとスウィングすることを不可能にする。

 

自尊心とショットの結果を同じレベルでとらえれば、プレッシャーがかかる。

 

恐れ、苛立ち、羨望、落ち込みといった感情にとらわれると、

動揺の暗雲が立ち込め、現状認識の日光は遮断されてしまうのである。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

続きます。

 

 


「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

結果への対応

 

花を咲かせる法 〜(2)

 

この原理は、学習と発展の過程で、

ゴルフばかりでなく人生行路の全般における習慣を変える際にも、適用できる。

 

我々の本質は基本的に善良であり、

物事を正しく認識する力と、学び成長する勢いを備えている。

 

だから我々は、ちょうど花の場合と同じように、

無理に自分を変えようとする必要はないし、

学んだり成長するために、過度に努力しなくてもいい。

 

学び、成長することは、我々の本質なのだから。

我々がすべきことは、自分自身を適正な環境に置く努力だ。

 

このような環境は、無制限の自信という新鮮な空気と、生来の基本的善良さという土と、

判断を交えない認識という日光と、レッスンと練習という肥料から成る。

 

これらの要素が我々の環境を構成すれば、

学び、成長しようとする本来の素質は必ず開花する。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

続きます。

 

 


「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

結果への対応

 

花を咲かせる法 〜(1)

 

花は、どうやって咲かせるのだろうか。

 

誰も、茎を引っ張って背丈を伸ばそうなどとはしない。

早く開けとばかりに、蕾を開いて花弁をむき出したりもしない。

 

そのように無理に咲かせようとすれば、逆効果になり、花は枯れてしまう。

 

力ずくで咲かせようとしないで、花を育ててやることが必要なのである。

つまり、日光、水、土、肥料などからなる、適正な条件を花に与えなければならない。

 

しかしこれは、花が”育つ”ために必要な環境に過ぎない。

では何が、実際に花を咲かせるのだろうか。

 

花を咲かせるのは、外的要因ではない。

育ち、花びらを開くのは、花の本性なのである。

 

成長のために必要な条件が満たされれば、みごとな花が自ずと咲く。

花は、あえて咲こうと努力する必要はないのだ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ですよね・・・。

 

 


「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

結果への対応

 

怒れる男の末路 〜(3)

 

さてコースにおける我々の振る舞いについて考えてみよう。

 

スウィングの最中だろうと、スウィングの後だろうと、

あるいはショットとショットの間だろうと、

それを我々のゲームの恒久的な本質ではなくて、

変えることが可能な癖であると考えると、はるかに対処しやすい。

 

コースで味わうもろもろの感情に対応する際は、

こうした考え方は特に役に立つ。

 

怒りのような感情は、抑えようとすると内にこもる。

そして最終的には爆発する。

 

それも、もっとも都合の悪い瞬間に爆発することが多い。

怒りを発散させ、態度で示せば、その場ではせいせいするかもしれない。

 

それは、クラブを放り投げる癖のあるゴルファーの精神性の所以である。

しかし、そうしたところで、決して怒りを心から一掃することにはならない。

 

怒りをあらわにすることによって、怒りはむしろさらに強まり、

その結果本人はさらに何回も醜態を演じる羽目に陥るのだ。

 

この問題の解決の手掛かりは、自分の感情を無理に捨てようとしないで、

自分の姿勢を変えることにある。

 

感情は、抑圧しても、のさばらさせてもいけない。

怒りの激しさだけを認め、その背景はいっさい無視すればいい。

 

そうすれば、酷いショットに対して爆発させたエネルギーは、

次のショットへの集中力に転換できるのである。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

ちょっと難しかったですね。

 

テーマとは関係ないですが、

来年のシーズンは、”エンジョイ重視”でいこうかと思いました。

 

楽しく、もっと楽しく、ずっと楽しく・・・って感じで!!

 

 


「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

結果への対応

 

怒れる男の末路 〜(2)

 

ここで、同一人物を二つの異なった形で描写してみよう。

 

最初は、「怒れる男があそこを歩いている」。

2番目は、「怒る癖のある男があそこを歩いている」。

 

さて、どちらの表現が、自己改造の可能性を示唆しているだろうか。

ほとんど誰でも、二つ目の表現を選ぶ。

 

そのわけは、ある人物を”怒れる人間”と呼んだ場合、

我々はその人物の本質の一部であると認識しているからである。

 

一方、ある人物は怒る癖があるということは、

怒りが本性の一部だということを意味しない。

 

もし癖で怒るなら、

それがどんなにひどい癖であっても、変わる可能性はある。

 

だから、我々自身あるいは他人の振る舞いを、

本質でなく癖と考えると、世の中は明るく見えてくる。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

なんか、難しいですね。

 

 


「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

結果への対応

 

怒れる男の末路 〜(1)

 

ある時禅師が、癇癪を抑えることが出来ないと嘆く弟子の話を聞いていた。

 

弟子は言った。

「先生、私は怒れる人間です。どうか私が変わるようにお助け下さい」。

 

「大問題のようだが」と禅師。

「まず、お前のその怒りとやらを見せてくれ」

 

弟子は答えた。

「先生、それは出来ません。今、私は怒っておりませんから」

 

「では、いつ怒っている姿を見せてくれるのかね」

「分かりません。怒りは突然沸いてきて、私自身も驚くのです」

 

「それなら、お前の言う怒りは、お前の本質ではありえない。

 もしそれが本質なら、いつでも怒りをあらわにすることが出来るはずである。

 怒りが常に心に宿っているわけではなく、怒って見せようと思っても怒れないのなら、

 お前は本来怒れる人間ではないのだ」

 

この逸話は、極めて重要な点を示している。

 

我々の癖を生来の人間的本質の一部とみなせば、

努力しても自己改造は不可能ということになる。

 

しかし、我々が行うことのほとんどすべてを、ひとつの習慣の組み合わせとみなせば、

いつでも改造できる可能性があることになる。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

続きます。

 

 


禅ゴルフ(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

結果への対応

 

記憶の力 〜(2)

 

さて、もしここで私が、2年前の今日取った朝食の内容を尋ねたとしたら、

読者はおそらく覚えていないだろう。

 

しかし、もしその日の朝食時に、

奥さんから第1子を身籠ったと聞かされていたとしたら、

その瞬間も朝食の中身もおそらく鮮やかに思い出せることだろう。

 

同じだけの時間が流れたとしても、これら2つの経験の一方には、

はるかに多くの感情が込められているから、

まざまざと思い出すことが出来るわけである。

 

1mのパットを決めたとき、

いささか安堵することはあっても、普通あまり大きな感動は沸いてこない。

 

しかし、そのパットをミスすると、我々は苛立ちと怒りで反応する。

そのような感情的反応は深く記憶に刻み込まれる。

 

ということは、次に同じような距離のパットをする場合、

前のパットをミスしたイメージが頭に浮かんでくる可能性が高いことを意味する。

 

そして、不吉な予感ほどよく的中し、我々はパットが下手だと思い込む。

このような負の連鎖反応は、

シニアゴルファーがパッティングで苦労する一つの理由だ。

 

精神の安定性に問題があるのではない。

彼らは、若い連中より多くのミスパットを記憶しているだけのことである。

 

コース(あるいは人生)における特定の状況に関して、

よくない記憶をどっさり引き摺っていれば、同じような状況に直面した場合、

どうせまた失敗するに違いないと、はなから考えてしまう。

 

「悪い予感は的中する」の項でみたとおり、

物事を否定的に考えていると、結果は必然的にその通りになってしまうのだ。

 

だから、ミスショットに対する悲観的な反応に圧倒されないことが非常に重要だ。

 

ショットのあとのルーティンでは、

悲観論者からクールな傍観者に変身するために、最善を尽くしてほしい。

 

窮地に立ったら、

「なるほど、これは面白いことになったぞ」と言える心の余裕を持つことをお忘れなく。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

私の場合は、

そんなに悲観論者ではないので、たぶん、大丈夫。

 

そして、上手くいかなかったら、”道具のせい”にして処理します。

 

なので、シャフトを斬ったり、ヘッドに鉛を貼ったり・・・

なんか、”物理的”に解決しようとします。

 

イメージとしては、

「腕は悪くない、悪いのは道具だ」って感じですね。

 

 


「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

結果への対応

 

記憶の力 〜(1)

 

腹立たしい思い出や考え方が我々の行動に著しい影響を与えるのは、なぜだろうか。

成長の過程で、我々は正しい行為を求められ、悪い行為は罰せられた。

 

コースに出ても、我々はそのような目で自分自身を見て、自らに完璧を期し、

ミスショットが出ると自責の念に駆られる。

だから、リラックスしてプレーを楽しむことがなかなか出来ないのは、当然のことだ。

 

感情を掻き立てるような体験は、一般的な体験より深く記憶に刻み込まれる。

そのような体験の中で喚起された感情の余韻は深く、人の行動に特別の影響を及ぼす。

 

人間の脳はそのように”配線”されているが、

これは先史時代から受け継がれてきた生き残りのためのメカニズムなのである。

 

仮に、石器時代の穴居人の女が大岩の向こう側で剣歯トラの巣に出くわして怖い思いをしたとする。

その場合、自分の生き残りのために、この女はその大岩のことを記憶しておけば役に立つ。

 

同じことは、嬉しい体験をした場合についても言える。

 

もう一つ別の大岩の向うで、良く熟した果物が枝もたわわに実った林を見つけたとする。

この場合も、穴居人はこの大岩を本能的に記憶に止める。

 

しかし、大岩の向こうまで歩いても、そこで見たものはさらに多くの大岩だけだったとしたら、

貴重な脳の機能を使ってまで、わざわざこの大岩を覚えておく必要はないのである。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

続きます。

 

 


calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recommend
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM