「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

結果への対応

 

よくないキャディーはお払い箱に 〜(3)

 

ゴルファー役を買って出た生徒がスウィングをし終えると、

私は次にこう言う。

 

「お客さん、ひどいショットでしたね。

スライスして林に入ることは、初めから分かっていたじゃないですか。

いつになったら、ちゃんとしたプレーが出来るようになるんですか」

 

そこで私は、もしこのようなキャディが付いたらどうするかと、

生徒たち全員に尋ねる。

 

生徒たちは通常、口を揃えて「そんなキャディーは首にする!」と答える。

 

次に私は聞いてみる。

「さあ皆は、このキャディが言ったことの一つでも、

ラウンド中に自分自身に言ったことはないかな」。

 

生徒たちが縦に振る首の動きが、波のようにクラス全体に広がり、

悔恨の情を表す低いうめき声が随所から聞こえてくる。

 

そこで私は次のように止めを刺す。

「コースで独り言を言って自分を責めるのは、

口うるさいキャディーを連れて18ホール回るのと同じなのだ。

そんなキャディーは即刻首にすること。

そして、自分こそ自分自身の最高の味方であることを、決して忘れてはいけない」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

これは、気をつけないとダメですね。

ネガティブなことを言っていると、実際も、そうなってしまいますね。

 

 


「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

結果への対応

 

よくないキャディーは、お払い箱に 〜(2)

 

我々がコースで言う独り言の内容は、プレーに強い影響を及ぼす。

 

なぜなら、我々は、単に自分に語り掛けているのではなく、

同時に独り言の中身を聞いているからである。

 

自分が味わっているマイナスの感情を自分の耳で聞けば

精神状態に良くない影響が生じるし、

その結果として生まれる精神状態は必然的にプレーの質を左右する。

 

私は”よくないキャディーはお払い箱にする”エクササイズを使って、

このテーマを自分のゴルフスクールにおける授業に取り入れている。

 

生徒の一人にゴルファー役を務めてもらい、私はキャディー役を演じる。

ゴルファーにドライバーを渡しながら、キャディーの私はこう言う。

 

「お客さん、スウィング中にしなければならないことを、お願いだから全部覚えておいて下さいよ。

皆がお客さんを見ていますから、恥になるようなことはしないで下さいね。

それと、後ろの人を待たせていますから、早くショットしてはどうですか。

あ、それから、いつものようにスライスして林にいれたりしないようにして下さいよ・・・」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

これじゃあ、まいっちゃいますよね。

 

続きます。

 

 


「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

よくないキャディーは、お払い箱に

 

あなたは、コースで独り言を言うタチだろうか。

言うとしたら、大声を上げるほうか、それとも人に聞こえないように呟くほうか。

あるいは、どちらも少しづつやるタイプだろうか。

 

自分や相手がコースで何か言っても、我々はその内容に普段はあまり注意を払わない。

だが、注意を払う必要は、どうやらありそうなのである。

 

我々が何かについて独り言を言う場合、特定の感情が反映される。

 

もし、”このショットは、どう打ってもうまくいかないな”と呟いたとしたら、

実際のショットが成功する可能性は少なくなる。

 

逆に、”ここで何をどうしたらいいか、よく分かっているさ”と呟くことが出来れば、

成功する可能性は高まるのである。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

よく言われることですね。

 

続きます。

 

 


「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

砂袋のひもをほどこう 〜(3)

 

「明日コースに出たら、スコアはつけないで、とにかくプレーを楽しみなさい。

どんなスウィングで打っているか、ボールがどこへ飛んだかなどはいっさい心配しないで、

とにかくボールを打つことを楽しんで欲しい。

ただし、一つだけやって欲しいことがある。

スコアカードに”不安”と書いて、スウィングに不安を抱いたら、

その都度チェックマークを書いていくことだ。

チェックしたら、もうそのことは忘れて、次のショットに向かいたまえ」

 

次に会った時、ブレットはご機嫌だった。

 

「先生、コースであんなに楽しい思いをしたのは数カ月ぶりでした。

”不安”のところを12回チェックしましたが、

おおかた、ターゲットを設定してボールをそこに送り込むという、

昔と同じやり方でラウンド出来ました。バーディーがたくさん出ましたよ」

 

それからのブレットは、ラウンド毎にスウィングに不安を抱かないようになり、

それに伴ってスコアも良くなり、プレーすることが以前よりはるかに楽しくなったのである。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

チェックマーク方式ってよく使いますね。

 

それにしても、スコアを付けないでラウンドするのは、なかなかできませんね。

たまにしかコースに出られないから・・・。

 

 


「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

”砂袋”のひもをほどこう 〜(2)

 

「このゲームにおける精神面の障壁は、体に括りつけられた砂袋のようなものだよ」

と私は説明した。

 

「もし、手首と腰と膝と肘と首に砂袋が吊るしてあったとしたら、

どれほどうまくスウィングできるだろうか」。

 

ブレットは、今の自分は砂袋を結び付けられて身動きできないような気持ちですと言う。

そこで私はこう話した。

 

「私に仕事は、君が砂袋の所在を突き止め、

結び目を一つづつ解いて自由になる手助けをすることだ。

結び目を一つ解くたびに、君がすでに身に着けている正しいスウィングが、

その分自由にできるようになると思うよ」

 

「ゴルフでは、ダイビングや体操やフィギュア・スケートとは違って、

スウィングの技術点や芸術点を採点する審判員はいない」と私は続けた。

 

「君の問題は、

プレーをすることより”いいスウィングをする”ことに気を取られていることのようだ。

正しいスウィングをしようという強い気持ちがプレー自体を妨げているようだ。

どのようにスウィングしようかと考えているうちに、

考えること自体が主たる関心事となってしまい、

まともなスウィングが出来なくなっているようだ。一つ宿題をあげよう」

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

続きます。

 

 


「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

”砂袋”のひもをほどこう 〜(1)

 

数年間トップアマとして活躍したブレットは、

そのころプロに転向したばかりで、

ビッグ・トーナメントに参加する資格を得たところだった。

 

そのシーズンは快調なプレーで始まり、先輩格のプレーヤーは皆、

彼を激励し、ためになるようなアドバイスをしてくれた。

 

ブレットはスウィングのテクニックの細部についてさらに学んだが、

私の所に来た時、プレーは生彩を欠き、ひどく落ち込んでいた。

 

「先生、私はスウィングについて前よりはるかに多くの知識を身に着けましたし、

自分のスウィングの技術のレベルは半年前より高くなっていると思います。

でも、どうやらスコアを良くする方法を忘れてしまったみたいです」とブレットは言った。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

よくあることですね、テクニックじゃあないってことは・・・。

 

続きます。

 

 


「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

結果への対応

 

1〜5の尺度で採点する 〜(2)

 

ドロシーのことを話そう。

 

彼女は、素振りは非常に伸びやかで美しいが、

本番になるとボールをムキになって叩こうとするため、

ひどいスウィングになっていた。

 

そこで彼女は、素振りの時と同じようにスウィングする

(つまり、ボールを叩こうとしないで、自分のスウィングを信じる)

ことを目標として設定した。

 

そして、出来るだけ素振りの時と同じようにスウィングするように努め、

完全にスウィングを信じて打てた場合は5点、ボールを叩きにいった場合は1点の方式で、

ティショットを採点してみた。

 

わずか9ホール回った時点で、ドロシーの得点は最初ほとんど1点か2点だったが、

やがて4点から5点に上がり、

それまでで最高のショットを連発するようになったものである。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「採点する」だけで出来ちゃうんですね。

なんか、やってみようかな・・・。

 

 


「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

結果への対応

 

1〜5の尺度で採点する

 

以上は、やっていけないことの例だが、

タブーではなくても、その度合いによっては問題になる癖もある。

 

そのような癖は、一定の尺度を使って評価するといい。

 

まず、もっと出て欲しい癖と、出て欲しくない癖を

自分ではどのように考えているか判断する。

 

そしてそのような癖が出る度合いを、

1〜5の尺度で評価する(1を最高、5を最低とする)。

 

たとえば、自分が望んでいるように、

ティショットを腕を十分にリリースして振り切ることが出来ず、

置きに行く傾向がみられる場合を考えてみよう。

 

それぞれのティショットを毎回採点し、

置きに行く傾向が最も顕著だったと考えるショットを1点とし、

逆にもっとも伸び伸びとリリースできたショットは5点とする。

 

何回もティショットしているうちに、採点が4または5に集中していく

・・・つまり、スウィングが徐々に伸びやかになっていく

・・・ことに気付くはずである。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

そういうものなんですかね。

続きます。

 

 


「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

結果への対応

 

習慣の変え方 チェック・マークの効用 〜(4)

 

癖を直す過程は、自分を”褒めてやる”ことによってさらに大きな効果を発する。

 

あらかじめスコアカードに”お見事”の印を記入しておいて、

”取り敢えずショット”や、その他直したいと思っている癖が事前に察知出来たら、

その都度、チェックマークを記すようにするといい。

 

また、この”チェック・トリック”方式を使えば、

ラウンド中にゴルファーが決してしてはならないことをしてしまう習慣を変えることが出来る。

 

”してはならないこと”はたくさんあるが、ここにいくつか例を挙げておく。

 

*先のことを感は得ること。

 スコア、残りのホール、試合の結果、(選手の場合)プレスに対するコメントの内容、など。

 

*済んだことにこだわること。

 前のホールのミスショットを思い出して、いつまでも自分を責める。

 過去を思い出し、良かったショットやラウンドの思い出に浸る。

 

*パットやアプローチをショートすること

 (これはハイハンディのゴルファーに共通の癖である)。

 

*自分の益にならない独り言を言って、次第に落ち込んでいくこと。

 自分に腹を立てて、クラブを放り投げること。

 

*避けたいと思う状況をイメージしながら、恐る恐るスウィングすること。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

なんか、イチイチ思い当ることばかりですね。

やっぱ。チェックマーク、やってみようかな。

 

 


「禅ゴルフ」(ジョセフ・ペアレント)

PART2 ”PAR"式戦略とは

 

結果への対応

 

習慣の変え方 チェック・マークの効用 〜(3)

 

彼はその後もショットの結果に対する自分の反応を意識して見詰め続け、

予想外の効果に気付いた。

 

もし不満を述べないとしたら、ラスはミスショットにどう対応するかという点について、

私は何も言わなかった。

 

彼は、林に打ち込んだときの自分の新しい対応の仕方について、

次のように話してくれた。

 

「以前なら、”ああ、これで終わりだ”と呟くだけでした。でも今は違います。

少しでも隙間があると、”ここからピッチングでフェアウェイに出せば、9番アイアンでアプローチできる。

そうすれば、ピンをデッドに狙って、パーがセーブできる”と思えるようになりました。

お陰で、プレーの質も以前とは大違いですし、ゴルフが前よりも楽しくなりました」

 

”取り敢えずショット”を避けることは、

悪い習慣を直すことがあらゆるゴルファーを益することを実証する好例だ。

 

”取り敢えずショット”が惨めな結果につながることが分かれば、

それを避けようとする動機と意図が芽生える。

 

そのような意図を持ったら、ラウンドするときは常に、

”取り敢えずショット”をしてもその事実に基づく自己評価はいっさい行わず、

そのようなショットを打ったという事実だけを毎回認識すること。

 

ラウンドが始まる前に、

スコアカードのプレーヤー名を記入する欄の側に”取り敢えずショット”と書いておく。

 

そして、”取り敢えずショット”だったと考えるショットが出たら、

当該のホールにチェック・マークを付けていくのだ。

 

そのようなショットが出ても、決して自己評価や自己批判をしないことが大切だ。

”取り敢えずショット”が出たことだけを認め、チェック・マークを書き込むだけでいい。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

うん、これは、やってみる価値がありそうですね。

 

 


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