ハービー・ぺニックのゴルフ・レッスン

 ゴルフとともに歩んだ人生 〜(2)

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私にこんなことを言ってくる人がいるかもしれません。

「ハービー、若い頃に銀行家になっていたら、
今頃は大金持ちの元銀行の頭取になっていただろうね。
歳をとりすぎて辞めた元キャディよりも良かったと思わないかい?」と。

そう聞かれたら、いや実際に聞かれたこともあるのですが、私はこう答えています。

「私の若い頃は、銀行を所有している家の者でなければ、
銀行の頭取なんかにはなれなかった。
私の長兄のフレッドは、アメリカバンクの一番古い従業員の一人で、
出納係をやっていたが、フレッドは心から自分の仕事に満足して幸せだったし、
今もオニオンクリーク沿いの2階建ての家で定年後の生活を送っている。
でも私の能力と学歴では、ゴルフ以上に私に合った職業はどこにも見つからなかったよ」

ゴルフの良いところは、エチケットさえ守っていれば、必ず相手が見つかるということです。
あなたがどんなに下手でも負かせる相手が見つかるものです。

最後に、これからゴルフとともに人生を歩んで行こうと考えている
若い男性や女性に言っておきたいことが一つあります。

何よりも大切なのは、私のように良い伴侶を見つけることだということです。
ありがとう、ヘレン。

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これで、
「ハービー・ぺニックのゴルフ・レッスン」は終了です。

でも、
時々は取り出して、読み返してみたいと思っています。




ハービー・ぺニックのゴルフ・レッスン

ゴルフとともに歩んだ人生

ある時、一人の女性が
「ハービーって、一体どうやって生計をたてているのかしら。
年中、オースチンカントリークラブでブラブラしているところしか見かけないでしょう」
と言いました。

様々な方法ではありますが、私は生徒一人一人に、
ゴルフと人生は似たようなものであることを教えてきたつもりです。

ゴルフにおいても、人生においても、公平に扱ってもらえる保証などどこにもなく、
それ以外のことも期待してはならないと。

失望感も勝利感も同様に受け入れなければならないのです。

プロなら試合に挑んだ結果、多額の賞金の入る2位になったとしても、
一晩中眠れずに、失敗しなければ優勝できたかもしれないパットを思い出すものです。

中には、こうしたことはまったく考えずに先のことだけを考えられる人もいます。
また反対に、いつまでも眠れぬ夜が続き、悩みが尽きない人もいるでしょう。

12歳にして何気なくコースに出て、自然に素晴らしいプレイができてしまった
ベン・クレンショーを不公平だと感じる人もいれば、
彼の足元にも及ばないが、一生コツコツと努力し続ける者もいます。

私はかなりの数のトーナメントに出場しましたが、
それは優勝できる可能性のためであることはもちろんでしたが、
一緒にプレイする仲間のプロたちからいろいろと学びたいためにプレイしていたところも
同様にありました。

私はいずれゴルフの教師になりたいと思っていたので、
トーナメントに出ることはゴルフを学ぶためには重要なことだったのです。

ゴルフは性格が出ます。

ワンラウンドもすれば、一緒に回った人たちのことは、
何年もディナーパーティーで付きあってきた仲間よりもよくわかるはずです。

プレイヤーがカップからボールをとり出すときに、
どれだけカップの近くまで踏み込むかを見ているだけでも
その人がどれだけ思慮深く、思いやりのある人間かがわかります。

私はプロとしてだけでなく、ゴルフコースの管理者としても40年間働いてきました。

虫とも闘いました。

虫はグリーンに出てくる際に空気を通してくれる上、
虫が食べて出した糞はこの上ない肥料となります。
しかし虫が多すぎると、肥料も多くなりすぎてしまうのです。

そこでアルカリ液を少々グリーンに撒き、スプリンクラーを回すと、
虫たちは転げ出てきたものでした。
棒で虫を叩き落としては、熊手でかき集めたものです。

殺虫剤などは使いませんでした。
ある程度までは虫も有効に使えたからです。

芝がパチンという音がするまで、鋤で突き刺して、空気を入れる作業もしました。
二人の男が、4,5日がかりで、初春に1番から18番ホールまでを回ったものです。

中にはグリーンの近くに鳥小屋を設け、鳥を集めるコースもありました。
グリーンに鳥がたくさんいれば、
虫退治を検討しなければならないという警告になったのです。


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今日は、ここまでです。
特に、コメントはないですね。

続きは、明日です。




ハービー・ぺニックのゴルフ・レッスン

キャディ

私の母は、私が1914年に学校に行き始めるまで、
キャディをやらせてはくれませんでした。

兄のトムとティンズリーはすでにキャディを始めていました。
やっと彼らの年齢になると、トムがクラブに連れて行ってくれました。

しかしキャディ小屋にふらりと入っていって、受け入れてもらえるというものではありません。
運べるバッグを探している男の子がたくさんいたからです。

自分の場所は、自分で勝ち取らなければなりませんでした。

ただ、兄のトムがバッジを配るNo.1のヘッドキャディだったので、
私がやや有利な立場にいたことは確かです。

ティンズリーや私に文句を言う者は、No.1のトムのことも相手にしなくてはならず、
それは不可能なことだったのです。

この時代のゴルファーたちは、今ほど練習はしませんでした。

というのは、私がキャディをしていた頃は、
プレイヤーが自分で打ったボールは自分で拾いにいくか、
キャディを1時間、25セントで雇い、袋を持って練習場の中に立たせて
拾わせるかのどちらかをしなければならなかったからです。

大勢のゴルファーがボールを次から次へと打つ中を、
子供たちが拾って歩くのは非常に危険なことでした。
私は20回以上もボールに当てられました。

キャディ時代に私は
クラブのプレイヤーのスウィングを一人残らず真似できるようになりました。
5セントや10セントをもらっては、ショーを見せたものです。

後にプロになった頃、
キャディたちが私のスウィングを真似ているのを見かけたことがあります。

真似をすることはゴルフを覚える最高のほうほうだと私は思います。

今ではキャディを置いているクラブはほとんどありません。

というのも、キャディが一人でも現れてバッグが来るのを待っていると、
クラブはその子が一日中ただ座っているだけでも、
最低の給料を払わなくてはならないからです。

今ではクラブは、ゴルフカートを貸し出すだけの方がずっと儲かるのです。

ゴルフコースにキャディがうろうろしていた頃がなつかしい。
とても華やかな存在だったし、ゴルフに活気を与えていたものです。

私が子供のころは、たとえグリーンフィの50セントを払えたとしても、
キャディたちはコースでプレイすることを許されてはいませんでした。

ところが私の友人のチャーリー・クラークと私は、
クラブマネージャーのラインリ婦人をある土曜の朝に説き伏せることに成功し、
ティオフできることになりました。

8番ホールまで来たところで、我がクラブのスコットランド人のプロ、ビル・マッケンジーが
バンカーから突然現れて、声を荒げて怒鳴りだしました。
「一体、お前たちみたいなガキが、こんなところで何をしているんだ!」

私たちは、ちゃんとグリーンフィを払ったことを告げました。
すると彼は再び叫びました。
「じゃ、その金は払い戻してもらって、二度とこんなところに出てくるんじゃないぞ」
しかしこのときは解雇されずに済んで、ホッとしたものでした。

私はキャディにコースでプレイすることを認めた最初のヘッドプロだったでしょう。

土曜日の朝に限り、しかも正午までにはあわらなければならない規則でしたが、
当時はまだ土曜日の午前中まで働くのが一般的だったので、十分にプレイできたのです。

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一度で良いから、
一人に一人のキャディさんがついたプレイがしてみたいと思っています。

今のように、一組に一人のキャディさんだと、
どうしても遠慮があったりして、聞きたい事もなかなか十分には聞けていません。

今では、セルフプレイにも慣れていますから、まあ、どうってこともないのですが、
ちゃんとした、専属の、キャディさんが付いてくれたら、
どうなるのかな〜、なんて、思ったりします。





ハービー・ぺニックのゴルフ・レッスン

トリックショット 〜(2)

ジョー・カークウッドは、私が知る中でトリックショットの最高のアーチストでした。
彼のトリックの中でも、特に凄かったショットは、1回の公演に一度しかやりませんでした。

それはまず彼がグリーンとは反対方向に向いて立ちます。
そしてグラスバンカーのグリーンに対しては上りのライにボールを置いて
スウィングするわけです。するとボールは彼の頭上を越え、
背後にあるグリーン上のカップから10フィート以内にオンさせるというわけです。

ある会社が、ホールインワンのフィルムを撮りたいために、ジョーを雇ったことがあります。

監督はホールを一端通過したボールが戻ってきてカップに吸い込まれていく
シーンを望んでいました。

撮影隊はフィルムを何本も用意し、何日もかかる覚悟で乗り込んで来ました。
ところがジョーは150ヤードの距離からのホールインワンを
たったの8度目のスウィングで決めてしまったのです。

ブラッケンリッジパークでは、7番ホールの林に、ジョーの記念碑が建てられています。

何の記念かというと、
ジョーがその林の中からボールにカーブをかけ見事にグリーンをとらえ、
テキサスオープンに優勝したことを記念したのです。

これほどのショットが打てるジョーのようなプロが、
なぜ出場する試合でいつも優勝できないのだろうと不思議に思う人もたくさんいます。

彼に言わせると、
「どのショットもトリックショットで打てるなら、勝てるかもしれないけど」となります。

ポール・ハーンも私が友達になったトリックショットの名人です。

オースチンカントリークラブで私とエキジビションマッチをした後、
ポールは、彼のトリックショットを披露し始めました。

彼はウイスキーの製造元で働いていたのですが、125ヤードほど先の電柱を指すと、
ギャラリーの中にいたフランスの伯爵夫人、ティップス婦人に声をかけ、
もし自分がその電柱をはずしたら、ウイスキーを1本さしあげますといったのです。

果たして彼は電柱のど真ん中にボールを命中させてみせたのです。

次にポールは、キャディに100ヤード先のグリーンに行かせ、
「ボールがカップに向かってきたら、ピンを引き抜くように」と命じました。

そして伯爵夫人に振り向くと、
「穴に入らなかったら、あなたにウイスキーを1本さしあげますからね」と言いました。

彼の打ったボールはグリーンに乗ると、ホールに向かって転がっていきました。
しかし興奮してしまったキャディがピンを引き抜くのに遅れたため、
ボールはピンに当たってしまったのです。

かつてのトリックショットの名人たちは、
今やロングドライバーを打つ人たちにとってかわられてしまいました。

私は最盛期にも、上腕二頭筋の筋肉がほとんど見えることはありませんでしたが、
今のロングドライバーのアーチストたちは、大きくて強力なアスリートばかりで、
350ヤード以上もボールを飛ばすことができます。
独自に、ロングドライビングのツアーまで組んでいるのです。

昔のトリックショットのエキジビションがなつかしい。

大きなフックやスライスや、低いボールや高いボールを、トリックショットの名人たちは、
スウィングの加減で自在に操ることが出来ました。

しかしそんな名人たちも
一つだけ観客の中の誰かが言い出さないかと恐れていることがあります。

それは「真っすぐに打ってみせてくれ」という言葉です。
真っすぐに飛ぶボールほど難しいものはないのです。

ベン・ホーガンがいつも言っていました。
真っ直ぐにボールが飛んで行ったときは、偶然であると。


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凄いですね。
やっぱ、一度見てみたかったなあ〜。



ハービー・ぺニックのゴルフ・レッスン

トリックショット

トリックショットの芸が失われようとしています。

1920年代や30年代には、ゴルフは金持ちのためのエリートのゲームと見なされ、
一般大衆のスポーツは野球でした。

それはアーノルド・パーマーが登場し、
ゴルフを誰もが楽しめるゲームにしたずっと前のことです。

昔は、ちょっとお金の必要になったゴルフプロは、
トリックショットを身につけて披露し、小遣い稼ぎを下ものでした。

私もオースチンの古い野球場でダブルヘッダーが行なわれたときに、
その試合の合間に、野球ではなくゴルフのエキジビジョンをしたことがありました。

ホームプレートに歩き出すと、観衆はニッカボッカーに格子模様のハイソックスをはいた
私の姿をひと目見るなり、ブーイングをし始めました。

私が右へ左へとカーブを打ち分けだすとやや静まってきました。

そこで次に一つのボールにパテを塗ってもう一つのボールをくっつけてのせ、
下のボールだけ、7番アイアンで125ヤードほど飛ばし、
上のボールは空中に上げただけで片手でキャッチするトリックをみせました。

ゴルフの上手なプレイヤーなら、ほとんど誰もができる芸当なのですが、
スタンドの観衆はそんなことはわかりません。

またボールを二つ横に並べて、1回のスウィングで、
一つは大フック、もう一つは大スライスで打っても見せました。

空中で二つのボールが交錯するトリックです。

車のタイヤに空気を入れるゴムホースも持参しました。

一方の端にグリップをつけ、もう一方には3番ウッドのヘッドをつけました。
そのゴムホースで何本か打って見せている内に観衆は喝采をし始めました。

次に左利き用のクラブを右手で打ったり、
右利き用のクラブを上下逆さまに持って打って見せたりもしました。

これらのショットは不可能に見えますが、実は私は、
目にも止まらぬ速さでクラブを指で回転させることもでき、
ちゃんとボールにスクエアフェイスで当てることができたのです。

鎖の端に鉄のボールをとりつけ、グリップもつけた道具も作りました。
これでゴルフボールを100ヤードほど打ってみせるのです。

7番アイアンで、センターフィールドのフェンス越えのショットを打ち出した頃には、
観衆はスタンディングオベーションという感じです。

その喝采の方が、最初に私を出迎えてくれた時のブーイングよりも
はるかに心地良かったことを認めないわけにはいきません。


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続きは明日にします。

一度、こんなのを見てみたいですね。




ハービー・ぺニックのゴルフ・レッスン

風の中でのプレイ

私の古い友人で優れたプレイヤーだったジミー・コナリーは、
風の中のプレイを苦手としていました。

彼はテキサスのアマチュア選手権で、
強い風の中で36ホールを回ることになりそうな前夜、私にアドバイスを求めてきました。

私は次のように言いました。
風が吹いているとプレイが急ぎがちになってしまいます。

他の月よりも3月は、風の吹く日が多いため、
ゴルフコース内での事故が増えるようにも思います。

風の中でプレイする場合には、
パターを含めどんなショットもバランスに特に気をつけます。

急いでしまったり、スウィングも速めてはいけません。
いつもと同じようにリズムを持つことです。

ドライバーを打つ時は、
風がアゲンストの時はやや低めに、フォロー時はやや高めにティアップしましょう。

ハンディキャップ0のプレイヤーやプロであれば
風の中でもディマレ・キールのような低く鋭いショットを打てるでしょう。

しかし私はアベレージプレイヤーには、このショットを勧めません。
正確なタイミングと大変な練習量を必要とするからです。

その代わりに、いつも5番アイアンで打っていたところでは、
アゲンストの風の中では4番か3番アイアンで打つべきだと言っています。
クラブのロフトがボールを低く保ってくれるのです。

フォローの風であれば、
普段は5番アイアンのところを6番か7番あるいは8番アイアンを選んでも良いのです。

風があなたにだけでなく、対戦相手にも同じくらい強く吹いていることを忘れてはいけません。
慌てず、バランスをとることを守ってください。

風のために急いだり、強くスウィングしないことです。

ジミー・コナリーは、私が以上のことを話したためか、
翌日、その州のタイトルを、5アンド4で買ったのでした。


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風はいやですね。
どうしても、慌ててスウィングしてしまいます。

身体が少し揺れたりすると、早く打ってしまいたくなります。
いつもと同じスウィング・テンポ、スピードでやらなければとは思っているのですが・・・。





ハービー・ぺニックのゴルフ・レッスン

アップヒルとダウンヒル

アップヒル(左足上がり)のライでは、ボールを引っかけてしまいやすいものです。
真っ直ぐに打てるように調整することです。

右打ちの人の場合、高い方の左足を曲げ、低い方の右足は伸ばします。
それで腰が水平になるように立ちます。

ボールは自然に右足寄りに置いて打つことになると思いますが、
体重がそれと一緒に右足に残ってしまってはいけません。

ダウンヒル(左足下がり)のライでは、低い方の足を伸ばし、高い方の足を曲げ、
やはり腰が水平になるように立ちます。

ボールは右打ちの場合、右足寄りに置いて打つようにします。

クラブをソールすれば、
フェイスをスクエアにするときに、クラブをどこに向けるかをメーカーが教えてくれるのです。

ボールはやや右方向に飛ぶかもしれません。
しかし、ダウンヒルの時に、スライスを打ってはいけません。
シャンクに陥る危険があるからです。

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結構、分かっているつもりではいますが、
どうにも、ダウンヒル(左足下がり)のライが苦手です。

なかなか、うまくいったことがありません。
まあ、練習してないですからね。



ハービー・ぺニックのゴルフ・レッスン

大試合に備える

試合の前日はいつもの自分でいることです。
いつもの通りにしていれば良いのです。

前の晩にいつも酒を飲んでいるのなら、その通りにすることです。
いつも午後11時にベッドに入るのなら、
この日に限って早くにシーツの中に潜り込んだりしてはいけません。

いつもと同じものを同じ時間に食べることです。

大きな試合でいいプレイができるかどうかは、
あなたの気持ち次第であることを理解しなければいけません。

だから気が散るような新しいことや違ったことをするのは避けることです。
大試合の結果がどうなるかということなどは一切考えないようにします。

結果は先のことなのです。
現在の自分のことだけを考えるようにしてください。

大試合の前にも、いつもと同じようにコースでウォーミングアップをしましょう。
普段、パッティングをするなら、半ダースほど打ってからティグランドに行ってください。

そこでもまた同じことをします。
袋に一杯のボールを打っても、マイナスになるだけです。
ただしいつも袋に一杯のボールを打ってウォーミングアップをしている人は別です。

スウィングやグリップを変える時間などありません。
「連れてきたものと踊るしかない」のです。

最初のティグランドに行く時に、ラウンド後の結果のことなどを考えてはいけません。
今のこの1打のことだけを考えてください。

オースチンとフォートワースで育った、
LPGAのホール・オブ・フェーマーのサンドラ・ヘイニーは、
一緒に回っている他のプレイヤーの打つところを見ないように心がけていました。

誰にでもこれを勧めるということはありませんが、
自分のショットに集中するための一つの方法かもしれません。

1打1打を、自分の最大限の力を尽くして打ちましょう。

ていねいに、一つずつ。
目標をしっかりと定めて!


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「他のプレイヤーの打つところを見ない」っていうのは、
いいかもしれませんね。

ついつい、しっかり見て「ナイスショット」とか掛けないと悪いような気がしていました。
考えれてみれば、それどころじゃないですね。

ましてや、キャディさんがついてくれていた場合は、
自分のことだけに集中して、ほかの人はキャディさんにまかせればいいのだから。





ハービー・ぺニックのゴルフ・レッスン

ほんの少し

ゴルフのスウィングは、一つのスウィングとはいえ、
小さな要素がいろいろ働きあって作られているものです。

ダッチ・ハリソンが言いました。
「ほんの少しでも、ほんの少しだ」と。

これはボールを打つクラブがほんの少し角度がずれているだけでも、
遠くに行けば行くほど大きなミスとなってしまうことを意味しています。

インパクトの瞬間に、クラブのフェイスが2,3度ずれていれば、
200ヤード先ではボール位置が20、30ヤードも狂ってきます。

良いショットは、4つの要素から成り立っています。

クラブフェイスのアングルとクラブの進路とインパクトでのクラブヘッドのスピード、
そしてクラブフェイスの中央でボールを打つという4つのことです。

私たちはスウィングのことばかりを話題にしてしまい、
つい、インパクトの瞬間のフェイスの角度の重要さを忘れがちです。

ウッドソールについた斜めの線、これをスライススラッシュといいますが、
これを見てボールの外側から斜めにスウィングしているのではないかと
思ってしまうプレーヤーが多いものです。
しかしクラブフェイスがオープンになっている場合でも同じ傷跡が容易にできるのです。

アドレスでクラブフェイスをスクエアにすれば、
インパクトの時にもスクエアに保てるチャンスは増えてきます。

中にはどうしてもアドレスでクラブフェイスをオープンにしておきたいと主張する生徒もいます。
しかしクローズドにしておく方が楽だと感じる人はほとんどいません。

彼らにスクエアなクラブフェイスを示すと、信じられないという顔つきになるものです。

クラブフェイスをスクエアにすることができて、ゴルフボールを打てるようになると、
スウィートスポットと呼ばれるところで打つことができるようにもなります。

これほど気分の良いものはありません。

実際、スウィートスポットは、ボールがあちこちにスピンすることなく、
真っ直ぐに飛び出す”ノーロール”スポットのことなのです。
このショットはどんなに努力しても、普通は偶然にしか打てないショットなのです。

アベレージプレイヤーなら、18ホールを回って、
スウィートスポットで打てたショットというと3回程度でしょう。

ベン・ホーガンは、高い基準を設けてのことでしょうが、
ワンラウンド中にスウィートスポットで打てるのは1回くらいだろうと言っています。
「スウィートスポットで4,5回打てるのなら、50台で回れるよ」と私に言っていました。

大事なことは、あなたのショットがどれだけ優れているかということではないということです。
悪いショットがどれだけ悪いかが、重要な問題なのです。

初心者でもたまにこのようなスウィートスポットショットを放つことがあります。

そのときに経験する喜びと興奮とが、学んでいる人たちにもっとうまくなりたい、
また再びその感覚を味わいたいという気持ちにかりたてるのです。

クラブフェイスは、スクエアにしようとしてできるものではありません。
良いスウィングをすれば、自然にスクエアになっていくのです。

「私はゴルフの虫です」とか、「私はゴルフ狂です」と世のゴルファーは簡単に認めます。
良いショットを打つ喜びにとりつかれてしまうのです。

クラブフェイスをスクエアにすることができるようになれば、
その気持ちを満足させる機会も増えるでしょう。

覚えていてください。
「ほんの少しでも、ほんの少しだ」ということ。


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良いショットの、4つの要素は、

.ラブフェイスのアングル
▲ラブの進路
インパクトでのクラブヘッドのスピード
ぅラブフェイスの中央でボールを打つこと

ですね。

再現性の高い「イン・ツー・イン」のスウィングを作って、
インパクトで、クラブフェースをスクエアにする。

インパクトでのクラブヘッドのスピードを保って(スウィング中にインパクト)、
フェースの中央でボールを打っていく。

私の望んでいる「シンプル・スウィング」も、同じ目標です。




ハービー・ぺニックのゴルフ・レッスン

フォロースルー

ヒッティングエリアに正しく打ち降ろす動作を覚えさせるために、
まず私が生徒にすることは正しいフォロースルーの形を身につけさせることです。

フォロースルーはそこまでにしたことを反映させるので重要なのです。

写真を見るとわかりますが、
ボールはあなたが打った何分の1秒後かにクラブフェイスを離れています。

だからすでにフォロースルーではボールを打ってはいません。
しかし正しいスウィングをしていれば、
フォロースルーにそれがはっきりと表れてくるのです。

練習場でも私は生徒のフォロースルーを確認するために、
スウィングの終わりに何秒か静止させることがあります。

そこで私はそのフォロースルーでスウィングの成果が出ているかを確かめるのです。
人工的なフォロースルーをしていても生徒はそこから何も学べないのです。

左足に全体重をかけ、肘を身体の前方に出したバランスのとれたフォロースルーは、
ポーズをとって、それを覚えてほしいものです。

練習場で良いショットが打てた時にポーズをとってみるのも良いことです。
それを楽しんでみてください。
脳裏に、その感触を焼き付けておきましょう。

ただし、ゴルフコースでポーズをとるのは困ります。

ゴルフコースでなら、
良いショットのあとに多少後ろにのけぞったり、バランスを崩してしまっても構いません。

コースではいくらスタイルが良くてもスコアが良くなるわけではないからです。
目標にボールを打っていくことが目的なのです。

コースでナイスショットが打てて、素晴らしいフィニッシュがとれたとしても、
クラブを下げて次の仕事にかかってください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ああ、良かった!!

って言うのは、
コースでも「ポーズをとった方がいい」のかと思っていました。

まあ、時々、本当に上手くいってフィニッシュがとれることはありますが、
無理やりに決めようとするとかえっておかしくなったりしました。

ということで、
コースでは、あまり気にしないでやっていきます。




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