女性のための”美しいゴルフ”

「ゴルフにかける情熱のすばらしさ」 陳 清波

小坂さんは、この本のタイトル通り「美しいゴルフ」をする。

「美しいゴルフ」にはさまざまな意味があるが、スウィング、マナー、
ゴルフに対する考えかたや姿勢に至るまで、小坂さんはすべての美しさを満たしている。

昭和32年。
霞ヶ関CCで開催されたカナダカップに出場してから2年後、
私が東京ゴルフ倶楽部の専属プロになりたての頃、
「私をお弟子さんにしてください」と尋ねてきたのが、小坂さんだった。

小坂さんは、当時の女性アマチュアのトップクラスで、
日本女子選手権のタイトルを持つ実力者だったが、そのスウィングを見てみると、
改造するところが多く「これは大仕事だ」と思ったのを記憶している。

スウィングを改造すると、一度完全になっていたものが不完全になり、
また組み立てるには大変な努力と時間が必要だが、
小坂さんのゴルフへの情熱は想像以上に見事で、
途中であきらめることなくレッスンを受け続け、私もその姿勢には驚かされた。

技術のひとつひとつを研究し、納得いくまで理論を噛み砕いていく追求心。
主婦という立場で、できる限りの時間を使って練習に取り組む姿勢は、
男性アマチュアはもとよりプロでも適わないほどの熱心さが感じられた。

その結果、理想のスウィングを身につけ、ゴルフの基本をほぼ完全に習得し、
小坂さんのゴルフは87歳の今もなお、その美しさを保っている。

今年も小坂さんと数回ラウンドしたが、まず姿勢がいい。
そしてバランスの取れたアドレスの形は若い頃と変わらない。
あれだけの練習の成果がこの形を保たせているのだ、と改めて感心した。

そしてまた、今でも
「これはどうしたらいいのかしら。トップの形はこれでいいかしら」と疑問に思ったことは
すぐに質問し、自分の物にしようと練習を重ねる姿勢は本当に立派である。

この本は、凝り性だという小坂さんが、
鋭い着眼点を持って長年に渡りつけてきたゴルフノートがベースになっている。

女性の視点だからこそ気がつく細かな部分、
小坂さんならではの豊富な経験をもとにわかりやすく表現された「美しいゴルフ」は
現代の女性アマチュアゴルファーが基本を学び、
さらに上達するためのバイブルになるだろう。

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これで、「美しいゴルフ」は ”完” です。

・・・・・・・・・・

次回からは、また別の本を紹介しようと思っています。



女性のための”美しいゴルフ”

第6章 美しいゴルフの振る舞い

本当に「美しいゴルフ」のために 〜(3)

こうしたごく親しい仲間との会話は、その中では大変楽しいものですが、
うっかりよそですると失敗することがあります。

会話というものは、ゴルフに限らず相手の話し方にうまく合わせながら、
相手が楽しめるような話題を選ばなければいけないこともゴルフから学びました。

ゴルフのプレー中も、男女にかかわらず、
その人が堅い人かやわらかい人か、ゴルフにゆとりがあるか、精一杯か、
短期か、のん気か、などを早く察して、話し方を判断しなけれはなりません。

相手のショットをほめる言葉、ミスを慰める言葉、
自分のショットに満足する言葉、嘆く言葉なども、
楽しいゴルフのできる雰囲気をつくり出すためにはとても大切なことなのです。

よく当たっているときはごきげんで、
不調になるとむっつりし、ときにはプンプンする人もいます。

某日、一緒にプレーしていただいた作家の源氏鶏太先生は、
いつもお上手な方なのに、その日はOBが数回出るほどの不調で、
しまいには「もう家に帰りたくなった」という言葉さえ口にされました。

しかしその中には「つまらない」「いやになった」「来なければよかった」という
一緒に回る相手を不愉快にするような意味は一つも感じられず、
情けない気持ちの中にやさしさや、かわいらしさ、おもしろさも感じられ、
よいショットが出て復活の兆しが見えると、こちらも嬉しくなるほどでした。

スタートの前に睡眠不足、練習不足、精神的悩みなど、
言い訳を発表するクセのある人もいます。
これは私自身も反省していることですが、聞く身になってみれば、つまらないことでしょう。

また、途中で急に当たらなくなると、昼食やビールのせいだという人もいますが、
これも、言い方次第ではユーモアがあっておもしろいものです。

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今日も、特に、コメントするほどではありませんが、
自分のことで言えば、「言い訳が出来ない状態」に嵌っていることは確かです。

と言うのは、
毎日、ちゃんと、「素振り」と「パットの転がし」はやっているし、
週に一度は「練習場で打っている」し、
単純に「練習不足だから・・・」とは言えなくなっています。

それに、「昼食時にはビールは飲まない」し、
これも言い訳には出来なくなってしまっています。

まあ、上手くいかなかったからといって、いちいち、言い訳しなくてもいいのですが・・・。



女性のための”美しいゴルフ”

第6章 美しいゴルフの振る舞い

本当に「美しいゴルフ」のために 〜(2)

ゴルフのプレーの方は、
長い競技習慣からお互いにちゃんとエチケットを守ることが出来ています。
ナイスショットは心から褒めますし、スロープレーもしません。

私たちの間には、いつとはなしにルールができています。
スタート時間は特別に打ち合わせなくても午前10時。
勝負の方法もきまっていて、勝った人は負けた人に、ご馳走します。

ある時、このゴルフ仲間である阿座上さんのご主人が亡くなられたとき、
私たちは心から慰め、いたわり、彼女を励ましました。

阿座上さんは、つくづくお友だちはありがたいといわれましたが、
このときも前からあったルールのように、誰もが同じ心で尽くしたのです。
ゴルフを中心とした友情の功徳ともいえます。

また、私の母、三井栄子がゴルフ暦50年近くになる頃のことですが、
母には東京ゴルフ倶楽部駒沢コース時代からの親しいゴルフ仲間があり、
ゴルフをもうなさらなくなった方もよく集まり、
皆で旅行したり、歌をよんだり、話し合ったり、老後の何よりの楽しみにしていました。

話はよく、ゴルフの年中行事であった女子東西対抗戦のことになり、
「誰と誰が、マッチプレーのとき、ピンにより近いほうの人が先にプレーしてしまい、
それが勝負に影響したという理由で、ケンカして泣いた」とか
「暗くなってからもう一度コースに出かけて、どっちがよりピンに近いか巻尺で測ったりした」
ことなど、今になってみれば大笑いの種になる話題がたくさんありました。

母は生涯このゴルフ仲間に囲まれ、大変幸せな時間を過ごしました。

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今回も、コメント無しです。


女性のための”美しいゴルフ”

第6章 美しいゴルフの振る舞い

本当に「美しいゴルフ」のために 〜(1)

ゴルフは1人でコースを回ってもおもしろくないものです。

4人、または3人の組をつくって、
きれいな空気を吸い、日光をあびて健康になるための運動であるとともに、
勝負を楽しみ会話によって友情を深め、日ごろのわずらわしさを忘れ、
心身ともに爽快になることで目的に達する、実に奥深いものです。

私は過去数十年、いったい何回ラウンドしたか、
何人の人とゴルフを楽しませていただいたか、数えることもできません。

ゴルフというものは、個人プレーであるために、
利己主義になりがちで、その人柄がすぐにわかるものです。

名ゴルファーの技術に感心することと同じに、技術がたいしてうまくなくても、
立派な人柄の方とラウンドしたときは、心を打たれてしまいます。

パートナーを楽しませるように、自然な心づかいのゆきとどいた人を見ると、
自分のゴルフに集中しがちの私は、いつも反省させられたものです。

私は相模カントリークラブでは、
阿座上秋子さん、鍋島紀久子さん、松本通恵さん、鈴木信子さんという、
かつては日本のアマチュアゴルフ界のトッププレーヤーだった人たちとお友だちで、
大変楽しいゴルフをしてきました。

ゴルフと会話の積み上げによって築きあげた友情は得がたく、
冗談をいったり、「相手のボールがバンカーに落ちればいい」とか、
「パットが入らぬように」などと意地悪なことを口に出しても、お互いに許し合い、
ときにはおしゃべりに夢中になり、
フェアウェイにある自分のボールを通りこしてしまったりもしました。

ラフにかわいいリンドウやスミレが咲くと、みんなで見に行ったり、
ティショットを待つときは、ツクシやノビルを摘んだりもしました。

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これはもう、コメント、全然無し。でいいですね。



女性のための”美しいゴルフ”

第6章 美しいゴルフの振る舞い

女性は品格あるおしゃれを

ゴルフ場は銀座通りでも海水浴場でもなく、またハイキングをする森林でもありません。

手入れの行き届いた芝生、青い空、松の木陰、清らかな池、小川の流れ、
遠くに山や海がながめられるコースもあるし、花が咲き乱れていることもある。

そんな美しいところで行きかう人たちの服装が、
不格好であったり、変な配色であったり、人に不快感を与えてはつまらないでしょう。

いつの時代も、女性はコースに花を咲かせるように心がけたいものです。

ひと昔前、私が若いころは、
とかくゴルフ場の男性は女性あっての男性ということを忘れがちなこともしばしばありました。

女性はまだコースでは少数派でしたから、男性方も慣れなかったのでしょう。

私はせめて服装でも美しくすればそれほど嫌われないかもしれないと思い、
どうしたら美しく見えるかということを考えました。

そして一番に思いついたのは、配色です。

これは室内と違い、バックのゴルフコースが四季折々に美しく色ずくことを頭に入れ、
これにマッチした色でコースのアクセサリーになるように考えました。

寒くなってフェアウェイが枯れ、白いボールの行方が見えにくいときは、
濃い目の色を主体にもっていきたいものです。

黄色、緑、赤、黒、青に
明るい配色のよいカーディガン、手袋、帽子、靴と色を合わせたりします。

明るいスカートに上衣を濃くしてヨーロッパ的に洒落てみたり、
全身を黒か茶色で統一して、手袋、帽子、ベルト、靴などを派手にしてみたりと、
そのコーディネートはつきません。

プレーの手をとめて、ツクシ、ノビルなど、つみ草をしたくなるころ、
ウメが咲き、芝も青くなってくると、あまり濃い色もつまらなくなり、しつこい配色をさけます。

渋いブルー、イエロー、ピンク、白、グリーン、オレンジなど、
美しい色を主体とし、同色の濃い色をあしらってみると、
4人の女性がまるでチョウの舞うように見えて春らしい、と遊ぶ心がとまりません。

暑い夏はやはり薄い色、白いポロシャツなど、すがすがしい涼しげな色彩が爽やかです。

よく日に焼けた肌をだして、ストローハットとしゃれこんだり、
ストライプのバミューダなどでかわいらしさを表現してみるのもいいでしょう。

秋、冷たい風が吹いてくるころには、
グリーン、黄色、茶、グレーなどの渋い色を楽しんでみたらどうでしょうか。

グリーンもオリーブ色に黄色もゴールドに、
帽子も実用的とともに、おしゃれを考えるとよいと思います。

私の若い時代のファッション感覚なので、読んでいる方は時代を感じたかもしれません。

しかし、いつの時代も、
品格のある華やかな装いでプレーするということは、大切なことなのです。

ゴルフコースは
みなさんがコンサートやフォーマルのパーティに出掛ける感覚と同じなのです。

最近は女子プロゴルファーのファッションも随分と変わってきましたが、
そのファッションが、見る人に不快感を与えないものであることを忘れてはいけません。

ファッションは、その人のすべてを表現するのですから、
ゴルフのウェアも素敵なものを選んでプレーしたほうがずっと賢いのです。

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ちょっと長くなってしまいましたが、
さすがに女性の言葉ですね、次々と出てきます。

”お洒落”とまではいきませんが、
最近は、少しだけ、着てゆくものに気をくばり始めました。

やっぱ、おしゃれを楽しもうとか、
ちょっとでも”格好いい”と見られた方が、嬉しいかなって感じです。



女性のための”美しいゴルフ”

第6章 美しいゴルフの振る舞い

キャディバッグにルールブックを 〜(2)

またルールの話ではこんなこともありました。

私の友人の打ったボールがバンカーの中に入りました。
ところがどこからともなく走ってきた白い犬に、そのボールを持っていかれたのです。

プレーをしていた私たちは皆で「コラーッ」と叫んだので、
犬はフェアウェイの真ん中に走っていき、ボールを捨てていってしまいました。
彼女は大喜びで、そのボールを打って2オン1パットでバーディとしました。

しかし、局外者の犬によって持ち去られる現場を目撃したときは、
「罰なし」でもとの位置にリプレースしなくてはなりません。
犬が置いた場所から打つと、誤所からのプレーで2打の罰となります。

そして、いつでしたか、私の母が相模でプレーしたとき、
11番のティショットをミスし、右の林の中の鳥の巣箱の中に入れてしまったことがあります。

「これが本当のバーディだと」喜んだけれど、ロストボールの扱いにして、
ティインググランドに戻って打ち直し、2打の罰になりました。

実際にはボールを確認後、アンプレヤブル宣言をして、
箱の地点から2クラブレングス以内にボールをドロップして、1打罰にすればよかったのです。

ルールブックは開いて読んでみるとまったくおもしろくないし、
さらにその解説がないとまぎらわしく、
「たかがゴルフを遊ぶのに。こんなめんどうくさいことを」と思い、
よほどの几帳面な人でない限り、最後まで読み上げる忍耐はないでしょう。

ゴルフ暦が長くても、だいたいのルールは、
ゴルフをしていれば「良心的判断」で正解を得られるし、珍しいケースに直面したときは、
知っている人に聞くか、携帯しているルールブックを開いて、
そのことだけを調べればよいと考えるので、
古いゴルファーというものは案外、規則を知らずに過ごしていることがあります。

女性は特にルールに疎いと思われますが、
こんな時、ルールブックを持って調べる心構えがあれば、それは大変、美しい姿でしょう。

ゴルフには珍事も起こります。

プロでもどうしたらよいかわからないルールもあるし、
時代によって変わっていくものですから、恥ずかしがることはありません。

キャディバッグのポケットにはぜひルールブックを1冊入れておきましょう。
それが女性らしい身だしなみでもあると私は考えています。

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私は、キャディバッグに、「解説付きのもの」を入れてあります。

ですが、普段のプライベートなラウンドでは、ほとんど手に取ることはありません。
「ちょっと、どうかな」と思っても、「まあ、こんなところで」という具合に処置してしまいます。

ただ、最近、月例会(コンペ)に参加させていただいていますので、
ちょっと真面目にやらないとまずいかな・・・とは、思い始めています。


女性のための”美しいゴルフ”

第6章 美しいゴルフの振る舞い

キャディバッグにルールブックを

私の友人で、大変そそっかしいご婦人が、
ショートホールでバーディーで上がるはずのところを、9ストロークかかったという話です。

彼女は1打目をピンから30cmのところにワンオンさせ、
大よろこびでグリーンに向かい最初のパットをしました。

しかしそのボールはカップのふちで止まってしまい、彼女はガッカリして、
こともあろうにクラブでそのボールをグリーンの外まで蹴散らしてしまったのです。
オッケーだと思ったのでしょう。

「試合だから完全ホールアウトするのですよ」と注意され、
彼女はボールのところへ飛んでいって、元へ戻そうとして拾いあげました。

すると同伴競技者は「打ったのだから、さわったらダメ!そこから打って下さい」と
彼女に注意しました。
彼女はもう一度ラフへボールを戻したのですが、それは深い草の中でした。

大切なアプローチですが、彼女の打ったボールはトップしてオーバー。
バンカーに入ってしまいます。そして、そこから出してパット。
打った数と拾い上げた罰打を指折りかぞえたら「9」。

ピンそば30cmにワンオンしたのに、「9」。
「2」で上がる喜びが、たちまち5倍近くなってしまったのです。

彼女と同伴競技者が正しいルールを知っていればこんなことにはなりませんでした。

彼女が「オッケーボール」とまちがえて弾き飛ばしたボールは、
1ショットと数えなくてもよかったのです。

ボールをもとの位置、すなわちホールのすぐそばに置きなおし、
ホールアウト前にインプレーの球を拾い上げれば、1打の罰というルールによって、
2打にペナルティ1打を加えた、合計「3」ですんだのです。

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そうですね。

たしか、
「打つ意思がなくて、弾き飛ばした場合」は、
「罰なしでリプレース」だったと思いますが・・・違っていたら、オッテ、書きます。


女性のための”美しいゴルフ”

第6章 美しいゴルフの振る舞い

ゴルフは勝つことがすべてではない

昭和38年(1963)、西宮で行なわれた日本女子アマチュア選手権競技でのことでした。
私はこの試合で優勝争いをしながらも、最終18番ホールで崩れて4位になりました。

試合のあと東京へ帰り「私は何であそこで崩れたのか」とミスの原因を考えて、
試合を反芻していました。
すると、スコアカードには「7」と書いたのに、
よく考えていくと「8」を叩いていることに気がついたのです。

ドライバーと第2打が乱れて、夢中になっているうちに、グリーンまわりで
アプローチをザックリやったのを忘れてしまって「7」と1打少なく書いてしまったのです。

私はそのことに気がつくと、矢もタテもたまらず、
競技委員長のJ・E・クレーン氏に東京から電話をかけました。

ところがその答えは「たとえ一つ加算したところで5位とは3ストローク離れているし、
スコアが競技委員に認められ、表彰も終わったら、
ルール上たとえカードの誤記でも、それが通ってしまう」と言うものでした。

私は大変後味が悪く、しつこく失格を申し出ました。
そうしたら、後日めでたく失格の通知があって、本当にほっとしました。

ゴルフも人間のすることですから、数え間違いもあります。

でも気ずいたら、「人が見ていないからいいや」ではなく正直に、
そしてできるだけ早く申し出ることが大切だと思います。

世の中に八百長と言う言葉があるように、
勝ち負けというものがスポーツの大部分を占めている以上、
「勝ちたい」あまりアンフェアなやり方をする人が出てくることがあります。

ゴルフでもスコアをごまかしたり、ルール違反を犯しながら、
他人が見ていないのをよいことに、
つい「知らなければ構わないのじゃないか」という誘惑にかられる人がでてくるのです。

極端なことをいえば、それをするかしないかでその人の人間性が決まります。
ゴルフで人間性を落とすなど、あってはならないことです。

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今日も、うなずくしかないですね。



女性のための”美しいゴルフ”

第6章 美しいゴルフの振る舞い

オッケーのスピリット

グリーン上で、人間の心が直に現れるのが、ホールマッチでのプレーです。

ストロークプレーは、ほぼ自分との戦いのようなものですが、
ホールマッチは相手あっての戦いですから、その心得を認識しておく必要があります。

私がここでいいたいのは、
このホールマッチは、どんなに大きな試合で行なわれていても、
アマチュアのめざすところの美しいゴルフでは「勝ちのみがすべてではない」ということです。

もっとも大切なことは、相手も自分も気持ちよくプレーできるということです。

ホールマッチは、各ホールで勝負をつけて全体の勝負を決める競技なので、
1ヶ所でたくさん叩いても勝ちは勝ち、
バーディーを出しても相手がイーグルであれば、勝つことはできません。

グリーン上の戦いでは、どんなに短くても大切な一打で、
「もしかしたら」と考えやすくなるわけですが、
誰でもたやすく入る距離のパットは「ギブユー」とか「オッケー」といって相手にあげましょう。

なぜならそれが、「心」であり、「礼儀」でもあり、
何よりお互いが「美しい心」で気持ちよくプレーできるからです。

もしそこで意地悪をして、相手に短いパットを失敗させたらどうでしょう。
誰もが入れられる短いパットを外した時のお互いのその後味の悪さといったら・・・・・。

逆に相手に思い切りよく長いパットをプレゼントして、
自分がそれよりも長いのを沈めて勝つと、ひそやかな自己満足を得られ、
倍の喜びが得られ、なにより素敵なゴルファーといえるとおもいませんか。

私は親しい友達同士でラウンドする時は、
「ちょうだいよ、くださらないの?いじわるね」という言葉を使ったり、
「それ、外しそうだから入れてね」と少し意地悪をいって遊ぶことがあります。

本当に親しい間では、
こうしたユーモアやふざけ合いもまたコミュニケーションのひとつになります。

実際の試合では、少し長いと思われるものを、
惜しげもなく「あげるわ」といって喜ばせてくれるゴルファーもいれば、
当然「オッケー」なのに知らん顔する人、
勝ち気のあまり、人の失敗を待ち望んでいる人などさまざまな人がいます。

もちろん、「勝つことがすべて」という価値観でゴルフをする人も多くいますし、
私にはそれを否定する権利もありません。

でも「美しいゴルフ」には、不必要な価値観であることは確かです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マッチ・プレーは、まったく経験がないので、なんとも言えませんが、
やはり「美しいゴルフ」を目指したいですね。

逆に、コンペ(ストロークプレー)で、「ワングリップ=OK」をやっていましたが、
これはかえって”違和感”を持ちました。

スムーズな進行が目的なのでしょうが、たいした時間とは思えないので、
最後までホールアウトしたほうがいいと思っています。



女性のための”美しいゴルフ”

第6章 美しいゴルフの振る舞い

平均点が高い「上品な攻め方」

女性ゴルファーといっても、個々の性格はさまざまです。

私の経験から「攻め方」の上手な人のタイプを2つあげるとすると、
「積極的な人」と「堅実的な人」に分かれます。

試合に限らず、コースの攻め方がうまいと、当然スコアはよくなります。

攻め方は技術や距離によって違ってきますが、いかなる状態になっても
「自分に思うようなボールが打てないから攻め方なんて考えても仕方がない」
といってがむしゃらに打つことはやめた方がいいと思います。

自分の力を自覚して、危険をさけ、次のショットの打ちやすいところを狙って
せめていこうと心がければ、全部がうまくいかなくとも、
かならずいくつかのスコアを縮めることができることは誰でもわかることですし、
それが女性らしい、上品な攻め方なのです。

「積極的な人」はイチかバチかの危険をおかしやすい傾向にあります。
反対に「堅実な人」は常に安全性を重んじて攻めていきます。

技術がプロ級になると、調子に乗ったときには積極性もある程度は大切ですが、
一般のアマチュアゴルファーは、積極的な攻撃が失敗の原因になることが多いのです。

逆に堅実型のゴルフは面白みは薄いかもしれません。
しかし、結果においては平均点が高いということを計算に入れておきましょう。

「堅実な人」は、例えばティショットを打つとき、
左側に障害物があって「危ない」と思ったら、絶対左へいかないスライスボールを打ち、
右側にOBがあれば、いくらか右からフックボールを打ちます。

両側が危険ならばティを低くし、トップ気味に低いボールを打つと安全ですし、
技術的にそこまでできない人は、危険なところまで届かないクラブに持ち換えることもします。

また、セカンドショットの狙いは、第1打より思慮深く行い、
グリーンを狙う時は、どの球筋で乗せていくかを考えます。
もし、第2打が距離的に届かないときは、3打目が自分の一番打ちやすいところを狙います。

力は関係なく技術だけでピンに寄せられるアプローチショットは女性の最大の武器である
と前述しましたが、ワンパットですませるために、アプローチはさらに思慮深く行ないます。

ボールのワンバウンドがどこに落ち、どこを転がっていけば目的のところにいくか、
よくイメージし計算すれば、ある程度は成功するでしょう。

コースの攻め方は、実際には、机上の計算と合わないことが多いものです。

正しい攻め方の判断力を育てることは、
技術を上達させることと一緒に学んでいかなくてはなりません。

しかしそこが、ゴルフのおもしろさのひとつであり
「楽しめる攻め方」のできるコースこそ、レイアウトがよくできたコースといえます。

まずは平均点の高い堅実な攻め方から考えましょう。

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まったく、その通りですね。

なので、特に言うことないのですが、
実際に、出来ても出来なくても、プランだけはしっかり立てて望むのが良さそうです。



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